Lenovoは3月2日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催されているMWC 2026において、クリエイター向けノートPC「Yoga」シリーズの最新モデルや、独自の個人向けAI「Lenovo Qira」の展開拡大を発表した。
「Yoga 9i 2-in-1 Aura Edition」は、14型と11型の2モデルを展開する。2.8KのPureSight Pro OLEDディスプレイを搭載し、最大1100ニトの輝度と高い色精度を実現した。
最大の特徴は、付属のペンケースを利用して画面に緩やかな傾斜をつける「キャンバスモード」だ。AES 3.0に対応した「Yoga Pen Gen 2」との組み合わせにより、低遅延で精細なスケッチが可能だという。ボディーは米軍調達規格(MIL-STD-810H)に準拠した耐久性を備えながら、厚さ約15.29mm、重さ約1.29kgに抑えた。欧州での価格は1799ユーロ(29万6000円)からで、2026年3月の発売を予定している。
「Yoga Pro 7a」は、プロレベルのマルチタスクを想定した高性能モデルだ。AMDの「Ryzen AI Max+」シリーズを採用し、CPUとGPUで共有可能な最大128GBの統合メモリを搭載できる。
操作面では、ワコムの技術を採用した「Force Pad」を搭載した。タッチパッド上で直接ペン入力が可能であり、ペン使用時にはタッチ操作を自動で無効化して誤作動を防ぐ。欧州での価格は2499ユーロ(41万2000円)からで、2026年6月の発売を予定している。
「IdeaPad Slim 5i Ultra」は、機動性を重視するユーザー向けの14型ノートPCだ。アルミ製のボディーは最薄部約11.9mm、重さ約1.15kgと非常に軽量である。
Intel Core Ultraプロセッサを搭載し、約20時間の動画再生が可能なバッテリー駆動時間を実現した。15分間の充電で約2時間の使用を可能にする急速充電機能も備える。欧州での価格は899ユーロ(14万8000円)からで、2026年6月の発売を予定している。
同社は、システムレベルで統合されたAI機能「Lenovo Qira」を、今後数週間以内に20機種以上のデバイスへ展開する。ThinkPad、Yoga、Legion、IdeaPadの各シリーズに順次導入される予定だ。
Qiraは単なるアプリではなく、PCやスマートフォン、タブレット、ウェアラブルの間で情報を共有し、ユーザーの文脈を理解して次の行動を提案するという。例えば、複数のデバイスにまたがるタスクの継続性を維持し、作業の流れを止めない支援を行う。2026年内にはMotorolaブランドのスマートフォンにも対応し、エコシステムを拡大する方針だ。
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