アドビは3月11日、画像編集ソフト「Adobe Photoshop」のWeb版およびモバイル版において、対話型AI機能「AIアシスタント」のパブリックベータ版の提供を開始した。ユーザーは音声やテキストで指示を出すだけで、オブジェクトの削除や背景の変更、ライティングの調整といった高度な編集作業を行えるようになるという。
AIアシスタントに対して「背景を山に変えてほしい」といった要望を伝えると、AIが自動で編集を適用するか、操作手順を段階的にガイドする。また、Web版では画像上に直接描き込んで変更箇所を正確に指定できる「AIマークアップ」機能も追加した。
同時に、クリエイティブAI「Adobe Firefly」の画像エディターもアップデートした。作業の効率化を目指し、「生成塗りつぶし」や「生成拡張」などの主要ツールを一つのワークスペースに統合した。さらに、自社モデルだけでなく、Googleの「Nano Banana 2」やOpenAIの「Image Generation」、Runwayの「Gen-4.5」、Black Forest Labsの「Flux.2 [pro]」など、25種類以上の外部AIモデルを選択できるようになった。
なお、4月9日までの期間限定で、PhotoshopのWeb版およびモバイル版の有料ユーザーを対象に、AIアシスタントによる生成機能を無制限で提供する。無料版ユーザーも20回まで試用が可能だ。
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