エヴァ30周年に贈る“Razer×EVA-02コレクション” キーボード、マウス──ファン必見の逸品4モデルを使ってみた(4/4 ページ)

» 2026年03月26日 15時00分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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Kraken V4(ヘッドセット)

 Razer Kraken V4 EVANGELION(EVA-02)Edition(以下、Kraken)は、TriForce Titanium 40mmドライバー、HyperClear超広帯域格納式マイク、9ゾーンイヤーカップライティングを搭載するワイヤレスゲーミングヘッドセットだ。

photo 通常ブラックのKraken V4が2号機の赤をまとい、よりクラーケンらしいカラーリングに

 接続は2.4GHz HyperSpeed Wireless、Bluetooth、USB有線のトライモードに対応している。ライティング不使用、2.4GHz接続で、最大70時間の利用が可能だ。重量は実測348gで、ゲーミングヘッドセットとしてはやや重めだが、装着感がよく長時間の使用でも負担は少ない。

 通常版のKraken V4はブラックで統一されたシックな見た目だが、EVA-02エディションでは2号機カラーの赤に染まり、むしろクラーケンらしさが増した印象だ。

 ヘッドバンド部分にはハザードストライプが入り、イヤーカップ側面にEVA2ロゴが配置されている。本体へのエヴァデザインの落とし込みはエンボス加工が中心で、他の製品に比べると主張は控えめだが、ゲーミングヘッドセットとして見た目の主張は十分に強い。

 他の周辺機器とは異なり、ヘッドセットはある意味ファッションの一部でもあるため、カメラオンのビデオ会議ではかなり目立つことになる。ビジネス用途を想定するなら、その点は考慮が必要だ。

 Razer SYNAPSE 4では、イコライザー設定やTHX Spatial Audioの調整も行える。ライティングはBlackWidow同様、CHROMA STUDIOからカスタムできる。

photo マイクは格納式で、不使用時は本体内に収められる
photo USB Type Cコネクターを備えたドングル、USB Standard-A→USB Type-Cアダプターケーブル、USB Standard-A→USB Type-Cケーブルが付属する。2.4GHz/Bluetooth/有線USBの3つの接続モードもサポートしている
photo ハウジングの外側にはRazerのロゴマーク。このアングルだとエヴァ要素は見当たらないかも
photo ヘッドバンドに控えめな2号機のイラスト。個人的にはヘッドバンド部のハザードストライプがツボだ
photo 重さは実測348gだ。ゲーミングヘッドセットの平均よりやや重めだが、装着感は良好である
photo ライティングはイヤーカップに仕込まれた左右9つずつのLEDに対して個別に設定できる(対応する左右のLEDは連動する)

品質に妥協しないエヴァファンへ

 エヴァという作品の世界観は、ミステリアスで重厚なストーリーや魅力あるキャラクターの造形だけでなく、マティス体のタイポグラフィー、NERVロゴ、アラートUIのデザイン、ハザードストライプといった統一感のある工業的デザインも大きな役割を果たしている。

 六角形のアラート、「第3新東京市」や「作戦開始」という文字だけで「エヴァだな」という共通言語になっていることは多くの人が実感しているのではないだろうか。

 その一方で、製品にキャラクターイラストが必要かと問われれば、個人的には不要だと思う。イラストは作品を「外から見る」視点を生むが、テキストや記号は作品世界の「中に入る」感覚をもたらす。

 その意味では、このコレクションの中ではBlackWidowが最もよくエヴァ世界を表しているのかもしれない。“ッターン”と押すキーに印字された「作戦開始」の文字、そこにDECISIVE BATTLEのティンパニーを感じ取ることもあるだろう(もっとも、ヤシマ作戦時にアスカは来日していなかったし、だったらなぜ「PILOT: ASUKA」がバックスペースに割り当てられているんだ、なかったことにしたいのか、というツッコミもあるだろうが)。

 各アイテムともベースモデルのスペックは通常版と同じで、品質面での差異はない。アジア太平洋地域限定という希少性、放送30周年というタイミング、そしてシン・エヴァ以降に完全新作シリーズへ移行するエヴァというIPの転換期を考えると、今しか入手できないアイテムかもしれない。全アイテムをそろえることはなかなか難しい価格だが、「エヴァが好きで品質にも妥協したくない」という人はぜひ購入を検討してみてほしい。

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