では実際に使ってみよう。ポートはHDMIとUSB Type-Cの2種類で、後者は2ポートを搭載しているが、どちらを使用しても構わない。これらのポートは本体側面ではなく背面のやや内側に入ったところに配置されているため、ノートPCを真横に並べても干渉しないのは利点だ。
画面はかなり明るく、発色もよい。斜め方向から見た場合は若干暗くなるが、元が明るいことから全く気にならない。またノングレアということもあって映り込みもなく、全体的に落ち着いた印象だ。ギラギラしたグレア仕様の画面が苦手な人には最適だろう。
さて本製品の特徴として、縦置き設置に対応することが挙げられる。単に縦置きで使えるだけならば市販のモバイルディスプレイの多くが対応するが、本製品は背面スタンドが本体幅よりも若干狭いため、縦向きに立てても適度な角度が付き、安定性も高い。
またケーブルが上からではなく背面中央付近から下方向に伸びる設計なので、うっかりケーブルを引っ掛けて転倒させるリスクも少ない。こうした特徴を見るに、縦置きでの利用に向いた製品と言っていいだろう。
本製品は、2基のUSB Type-Cポートを用いてのパススルー給電にも対応する。試しに最大出力100WのUSB Power Delivery(PD)充電器に接続した状態でノートPCを接続してみたところ、ノートPC側では60Wの電源に接続していると認識された。これならば大容量バッテリーを搭載したゲーミングノートとの組み合わせも余裕を持って給電できるはずだ。
OSDメニューについても見ていこう。OSDメニューを操作するためのボタンは正面から見ると左側、つまり前述のポートとは逆側に配置されている。中央にあるジョグダイヤルを押し込むとメインメニューが表示されるので、後はジョグダイヤルと戻るボタンを使って項目を選択していくという、一般的な操作体系だ。
さらに、メインメニューを表示せずに上に倒すと輝度調整のメニューが、下に倒すと音量調整のメニューが表示される他、「戻る」ボタンを押すと入力ソース選択のボタンが表示されるなど、他社のモバイルディスプレイでも採用されているオーソドックスな操作体系になっている。
過去の同社のモバイルディスプレイは他にない特徴的な操作体系を採用していることがあり、直感的に操作できず戸惑うことも多かったが、本製品の仕様であれば全く問題ない。初心者であっても迷わず使えるだろう。
アイ・オー、WUXGA表示に対応した16型モバイル液晶ディスプレイ
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