E-Inkで“あえて隠さない”ワイヤレスマイク「Insta360 Mic Pro」 3マイク&4ch録音対応で進化した異次元の実力武者良太の我武者羅ガジェット道(4/4 ページ)

» 2026年05月20日 15時23分 公開
[武者良太ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Insta360 Pro Mic単体を買い足せば4人までの録音に対応

 トランスミッターとレシーバーの接続も簡単でした。充電ケースから両者を取り出すだけでペアリング完了です。肝心のマイク音質ですが、これが良い。標準のトーンモードでも声がシャープで明瞭感高めで聞き取りやすいものです。

 マイクプリアンプ部もハイクオリティーなのか、小さい声しか出せない場所でもゲインをあげればしっかりと声を捉えてくれます。

photo 接続中のトランスミッターからの音量、通信状況、バッテリー容量などが表示される

 今までは極めて限られたモデルしか実装していなかった、4ch録音に対応しているのもポイントです。外部への4チャンネル出力は、オプションのカメラアダプターと対応デジカメが必要になるなど環境を選びますが、4人までの対談動画やビデオポッドキャスト用マイクになる性能は非常にありがたいものです。

photo 左からステレオ、モノラル、クアドロフォニック(4ch)、セーフティトラック。1つのレシーバーに、4台までのトランスミッターをペアリングできる

 ノイズキャンセリングは弱と強の2段階です。専用NPUチップにより、AIノイズ低減を実現したとのことですが、これも頼れるクオリティーです。交通量の多い都内の交差点で試しましたが、周囲のほとんどのノイズをなくしてくれただけではなく、強にしても声の響きがデジタル臭くはならず、かなり自然なトーンで使いやすいのです。

 さらにマイクのモードを単一指向性にすることで、自分の声を中心にピックアップしてくれます。

photo 左から無指向性、音声フォーカス(超指向性/スーパーカーディオイド)、単一指向性(カーディオイド)、双指向性(フィギュアエイト)

 注意したいのは音声フォーカスモードですね。ショットガンマイクのような超指向性となりますが、このモードの場合はノイズキャンセリング機能を使えません。状況に合わせて適切なモードを選ぶ必要があります。

 声の質感を変えられるトーンプリセットも選べます。細かいパラメーターは見えませんが、リバーブ、コンプレッサー、イコライザーなど、さまざまなエフェクターがかかっているとのこと。

photo 声の質感を選べるトーンプリセット

 標準状態はクリアでありながら自然な響きが残り、リッチにすると力強いトーンに変わります。ブライトはクリアトーンを強調します。滑舌がより良くなったように感じますが、録音環境などによっては高域が目立つかもしれません。

Insta360のエコシステムで行くなら間違いなく買い

 Insta360 Mic Proは、音質だけではなく機能性もしっかりと高めており、ワイヤレスマイクとしての完成度は群を抜いたと言っていいでしょう。

photo もちろん風防も付属する。なお、装着したまま充電ケースに収めることはできない

 ジンバルカメラやアクションカムとして合わせて使う場合は、どうしてもカメラと同じメーカーのマイクを選んだ方がいいので、万人にお勧めできるかというと難しいところですが、Insta360のカメラが好きな方なら迷うことなくポチるべきマイクですよ。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月19日 更新
  1. ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた (2026年08月19日)
  2. Snapdragon X2 Elite搭載「Surface Laptop 13.8インチ」「Surface Pro 13インチ」は快適に使えるのか? パフォーマンスと互換性をチェックして分かったこと (2026年08月18日)
  3. 14万円のARグラス「ROG XREAL R1」を試す 最大240Hz表示の滑らかな大画面は魅力だが、8万円台のベース機とどちらを買うべきか (2026年08月18日)
  4. アイオー、レコーダーソフト「BDレコ」「DVDレコ」が他社製Blu-rayレコーダーからのダビングに対応 (2026年08月18日)
  5. 壁から約15cmで100型のシアター環境! AWOL Visionの超短焦点4Kトリプルレーザープロジェクター「Aetherion」シリーズが日本上陸 Makuakeで先行予約開始 (2026年08月18日)
  6. 値上がりの波はプラケースにも! 根強いFDDや光学ドライブ需要/ASUSの新型NUCがベアボーンキットで登場 (2026年08月17日)
  7. グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、「組むなら8月中」の声 (2026年08月15日)
  8. モバイルディスプレイの“置き場所問題”はこれで解決! マグネットスタンドが優秀な「エスプレッソ ライト 15」を試す (2026年08月17日)
  9. エレコム、USB Type-C接続に対応したHDMI出力アダプター (2026年08月18日)
  10. Windows OEMライセンス料“サイレント値上げ”のショック PC価格高騰の裏でMicrosoftが急ぐAI投資の回収 (2026年08月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー