筆者は普段、大型のノートPCは持ち歩かず、7型ディスプレイ搭載のUMPCと外付けキーボードを愛用している。それに加え、取材用の10.65型AIノートパッド、大型のコンパクトデジタルカメラ、複数台のスマートフォン、ガジェットポーチ、その他一般的な日用品をバッグに詰め込んでいる。大抵のバッグはこれでパンパンに膨れ上がってしまうが、Rogue 16 Backpack V4ではどうだろうか。
全ての荷物を余裕で収納できただけでなく、背負い心地も極めて快適であった。これは、人間工学に基づいたパッド入りのキャリーシステムが大きく貢献している。ショルダーストラップのみならずバックパネルにもパッドが内蔵されており、さらにメッシュ素材が背中の蒸れを効果的に軽減してくれる。暑がりで汗っかきな筆者にとって、この仕様は非常にありがたい。
収納スペースの使い勝手も申し分ない。メインコンパートメントは開きすぎず程よく全体を見渡せる構造で、内布の鮮やかなRazerグリーンが光を反射して奥深くまで視認しやすい。光量不足だと手元が見えにくい筆者にとって、これは特にうれしい工夫だ。
メイン気室上部のヘッドフォン用ベルトには、ARグラスを掛けて収納することにした。精密機器ゆえに本来は専用ケースに入れて持ち歩きたいところだが、ケース自体がかさばって重いのが悩みだった。どうにか気軽に持ち出せないかと考えていたため、この「つるす」収納のアイデアは非常に実用的で素晴らしいと感じた。
さらに、使い勝手の良さを実感したポイントがもう1つある。それは、ショルダーストラップの長さ調整が極めてスムーズに行える点だ。
荷物が重いと、歩いているうちにショルダーストラップが徐々に伸びてしまい、立ち止まって調整するまでの移動が苦痛に感じることがある。しかし、Rogue 16 Backpack V4は、背負ったままベルトを引っ張るだけで簡単に長さを調整できる。短く絞りやすい反面、任意の位置でしっかりと固定されるため、勝手に伸びてしまうストレスがほとんどない。背負うときはベルトを緩めておき、背負った後に引っ張って体にフィットさせる、といった運用がごく自然に行える。
Rogue 16 Backpack V4と同様、メイン気室を開くとRazerグリーンの内布が目に飛び込んでくる。ノートPC用スリーブとメッシュポケットという構成で、“取りあえず”荷物を「わさっ」と入れておくのに向いていそうだRogue 16 Backpack V4は、ゲーミングブランドであるRazerならではの耐久性と機能美を備えつつ、日常にも自然に溶け込む使い勝手の良いバックパックだ。ノートPCや多数のガジェットを持ち歩く人、1泊程度の出張が頻繁にある人、Razer愛があふれている人、そして何よりグリーンカラーを愛する人にうってつけの製品といえる。
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