本製品は、USB Type-C経由でのロスレスオーディオ再生に対応した。GO 4がBluetooth接続のみだったので、ここは大きな進化点だろう。最大24bit/48kHzの高品位な音源を再生可能で、Apple MusicやAmazon Music、Spotifyといったロスレス/ハイレゾ配信を楽しむユーザーにとっては大きなトピックといえる。
さらに、新機能としてAirTouchを搭載した。2台のGO 5を軽く触れ合わせるだけで、ペアリングして左右のステレオ再生が可能になるというものだ。従来のJBLスピーカーでは専用アプリやボタン操作でステレオペア設定を行う必要があったが、スピーカー同士を触れ合わせるだけで完了するAirTouchは非常に直感的で分かりやすい。
頻繁に利用する機能ではないと思うが、GO 5を持った友人らと集まった場合などには便利に使えそうだ。
この他、Auracastにも対応しており、対応する複数のスピーカーに同時接続して、より広い空間にサウンドを届けることもできる。
専用アプリ「JBL Portable」にも引き続き対応しており、ファームウェアアップデートや7バンドのイコライザー設定、ステレオペア設定、Auracastを使ったマルチ再生設定などが行える。必須ではないが、本製品のポテンシャルを引き出すなら入れておいて損はないアプリだ。
加えて、6月に発売されたワイヤレスマイクシステム「JBL EasySing Mic Mini」などのオプションを接続することで、カラオケやスピーチといったシーンでの活用も広がる。
AIボーカルリムーバルにも対応するので、コンパクトな「GO 5+Mic Mini」で本格的なカラオケ体験ができるとアピールしており、今後の拡張性にも期待が持てる。
スペックも着実に進化している。スピーカーユニットはGO 4と同じ45mm径のフルレンジドライバーとパッシブラジエーターの構成だが、アンプ部の強化とドライバーの改良により、出力は前モデルの4.2Wから4.8Wへと約10%向上した。
実際の音質に関しては、GO 4と同様に低音が強めで、中高音はやや弱めな印象だ。特に高音に関しては、伸びやかさを感じない。フルレンジドライバーとパッシブラジエーターという組み合わせなので、ここは仕方がないところだろう。じっくり音楽を聞くというよりも、BGMとして音楽を流すという用途に向いていそうだ。
バッテリーは最大約8時間の連続再生が可能で、「プレイタイムブースト」機能を有効にすれば最大約10時間まで延長できる。
プレイタイムブーストは周波数帯域ごとのエネルギーバランスを調整することで再生時間を延ばす仕組みで、専用アプリから切り替え可能だ。有効にするとイコライザーが無効になり、音がかなりフラットな印象になって正直物足りない。普段から有効にしておく必要はないと思うが、アウトドアなどで少しでも稼働時間を延ばしたい場合には有効だろう。
防じん/防水性能は、GO 4のIP67からIP68へと強化された。粉じんが内部に侵入せず、水深約1.5mの水中に最大30分間浸けても浸水しないと定義されており、ビーチやプールサイド、浴室など水場での利用でも安心感がある。
加えて耐衝撃設計も採用されているため、アウトドアやキャンプでも気兼ねなく使えるだろう。ただし、USBポート部分は開口したままなので、濡れた場合はよく水気を拭き取ってから充電するなど、従来同様の注意は必要だ。
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