通常のレビュー記事とは順序が逆転する形になってしまったが、Claw 8 EX AI+の所感をまとめておきたい。
本体サイズは約321(幅)×130(高さ)×48(厚さ)mmで、ROG Xbox Ally Xの約290(幅)×121(高さ)×51(厚さ)mm、あるいはレノボ・ジャパンの「Legion Go 2」の約296(幅)×137(高さ)×42(厚さ)mmと比べると、少し幅を取る。Legion Go 2の高さは、より大きい8.8型ディスプレイを搭載していることに起因する。
Claw 8 EX AI+の画面サイズは8型で、ROG Xbox Ally Xよりも一回り大きい。パネルは最大120Hz駆動のタッチ対応IPS液晶で、解像度は1920×1200ピクセルだ。リフレッシュレートは可変式(VRR)で、輝度は最大500ニトと明るめだが、HDRには対応しない。
コントローラの操作感覚はよい。ボディーが大きい分、ホールドしやすい。ボタンの配置もXbox系コントローラーに近く、多くのPCゲーマーに受け入れられそうなデザインだ。
画面の左右にある4つのボタンは、左にあるのが「セレクト(View)ボタン」と「MSI Centerボタン」、右にあるのが「スタート(Menu)ボタン」と「クイックセッティングボタン」となる。
接続端子類は、本体上部に集中する。2基あるUSB Type-C端子は、共にThunderbolt 4(USB4 Version 1.0/USB 40Gbps)端子となっている。理論的に外付けGPUボックスも接続可能だ(対応可否は不明)。どちらの端子もUSB PD(Power Delivery)による給電と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応するのも立派といえる。
この他、microSDメモリーカードスロットと3.5mmミニオーディオジャックを備える。オーディオジャックは4極型なので、マイク付きヘッドフォンにも対応する。
背面には、最近の新型コントローラーに採用される傾向にある「底面ボタン」も配備されている。本機では「マクロボタン」(M1/M2)という名称だ。
背面の大きな開口部には、巨大な冷却電動ファンが内蔵されている。プレイ中の振動や騒音はまずまずといったところだ。ボディーの要所要所はそれなりに熱くなったものの、本体を握っているグリップやボタン面はそれほど熱くならない。このあたりは、過去モデルの経験が生きているところなのだろう。
付属のACアダプターは最大65W出力に対応するもので、持ち運びやすいコンパクトサイズがうれしい。サードパーティー製のUSB PDアダプターを使う場合は、65W以上の出力でないと性能に制限が加わるので注意したい。
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