Fitbit Edgeの使用に限った話ではないが、スマートフォンのGoogle Healthアプリの完成度は高い。起床時には睡眠の分析やエナジースコア(睡眠や活動から算出するその日のコンディションの指標)からその日の過ごし方を、夜には1日の運動量や入眠時間を振り返ってアドバイスしてくれる。運動後には運動強度などの分析も表示される。
Geminiを使ったAIコーチ(Google Health コーチ)に、睡眠や運動のデータをもとに質問したり、ワークアウトのプランを作ったりしてもらうことも可能だ。利用にはGoogle Health Premiumへの加入が必要で、料金は月額1580円または年額1万3000円だ。Fitbit Edgeを購入すると3カ月分が無料になる。
アプリとコーチはFitbit AirやPixel Watchでも同じものを使える。Fitbit Edgeだけの利点ではないが、他社のトラッカーと比べたときには、Googleの製品を選ぶ理由になるだろう。Fitbit EdgeとFitbit Airを同じアカウントで併用し、データをまとめて表示することもできる。
Fitbit Edgeは、Fitbit Airと同じ計測機能に、ディスプレイとGPS、通知や地図ナビといった機能を加えた製品だ。計測機能は変わらないので、時計表示が不要なら1万円安く、より軽いFitbit Airの方がおすすめだ。
一方で、時刻が確認できればいい、ついでに通知も見たい、ワークアウトは自動で記録してくれればいい(運動中にペースを表示したり、ルートを記録したりする必要はない)というユーザーには、Fitbit Edgeは意外と向いている。常時表示をオフにすればバッテリーは1週間ほど持ちそうで、GPSを使わなくてもウォーキングは自動で記録される。画面付きのFitbit Airとして使う、という選び方だ。
スマートフォンを持たずにGPSでランニングを記録したいユーザーにも向いているが、運動中の表示やスマートウォッチとしての機能を重視するならPixel Watch 5(6万2800円から)も選択肢になる。ただし価格差は3万6000円ある。
画面があり、GPSも利用できるトラッカーとしては、「Xiaomi Smart Band 10 Pro」(1万800円から)や「HUAWEI Band 11 Pro」(8580円から)などがあり、価格もFitbit Edgeの半額以下で手に入る。それでもFitbit Edgeを選ぶ理由は、Google Healthアプリの出来の良さにある。アプリを中心に健康データを管理したいユーザーなら、この価格差を払う価値はあるだろう。
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