Androidユーザー、ツール系アプリの充実に期待 メディアインタラクティブ調べ調査リポート

» 2011年02月08日 20時12分 公開
[ITmedia]

 メディアインタラクティブは2月7日、アンドロイドアプリに関する利用実態調査の結果を発表した。よく使うアプリとして挙がったのは、ニュースなどの情報系アプリやゲーム系アプリで、今後の充実を期待するのは「セキュリティなどのツール系アプリ」がトップとなった。

 今回の調査によれば、Androidアプリをダウンロードしたことのあるユーザーは61.6%。ダウンロードしたアプリの数は、「1〜9個」(43.2%)が最多となり、以下「10〜19個」(30.8%)、「20〜39個」(14.9%)と続いた。60個以上ダウンロードしたユーザーを男女別に見ると、男性が4.1%であるのに対して女性が7.3%となり、女性は一度興味を持つと、積極的にダウンロードする傾向がみられた。

 ダウンロードしたアプリの種類は、「ニュース・ブラウザなどの情報系アプリ」(72.1%)が最多で、以下「カメラ・画像・音楽・動画などのマルチメディア系アプリ」(61.7%)、「ゲーム系アプリ」(59.7%)、「時計・カレンダーなどのライフ系アプリ」(57.5%)と続き、ジャンルごとのダウンロード比率にさほど大きな差はみられなかった。

 一方で、ダウンロードした中で頻繁に使用しているアプリについて聞くと、「ニュース・ブラウザなどの情報系アプリ」(48.4%)、「ゲーム系アプリ」(41.6%)が他のジャンルを大きく上回った。お勧めのアプリを聞くと、1位がシステム手帳アプリの「ジョルテ」、2位が「Skype」となった。

 今後の充実を期待するアプリのジャンルは、「セキュリティなどのツール系アプリ」(38.6%)がトップ。2位が「ゲーム系アプリ」(33.4%)、3位が「カメラ・画像・音楽・動画などのマルチメディア系アプリ」(33.1%)だった。ほかにもビジネス用、料理系、学習系、健康系アプリなどの充実を期待する声が挙がっている。

 欲しいアプリにいくらまで払えるかを聞くと、約半数が400円未満と回答。「今後、有料でアプリを利用したいとは思わない」という回答は11.0%だった。

 なお、調査対象者の48.2%は、iPhoneアプリの利用経験もあると回答しており、両端末を比較した場合のAndroidアプリの充実度を聞くと、「充実している」という回答が46.3%、「充実していないと思う」が31.5%、「同じだと思う」が22.1%だった。


 この調査は、メディアインタラクティブが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」で、Android端末を所有するユーザー500人を対象に1月25日から同28日まで実施した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  6. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  7. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  8. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  9. NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは? (2025年12月03日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー