UQ WiMAX、Xi、ULTRA SPEED、速いのはどれ?――MMD研究所が主要都市で速度比較調査リポート

» 2011年08月04日 15時03分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は8月4日、全国の主要都市(8都市・15地域)における高速モバイルデータ通信サービスの速度比較結果を発表した。同調査では、UQコミュニケーションズの「UQ WiMAX(端末:URoad-8000)」、NTTドコモの「Xi(端末:L-09C)」、ソフトバンクモバイルの「ULTRA SPEED(端末:007Z)」の速度を比較した。いずれも下り最大40Mbps前後をうたうサービスで、端末はモバイルWi-Fiルーター。調査では、下りの通信速度やYouTube動画の立ち上がりにかかる時間で、全体的にUQ WiMAXに軍配が上がった。

 調査は7月24〜28日の午後2〜11時に実施。測定ポイントで3回計測した中から最高速を記録した。速度の計測には「価格.com」のブロードバンドスピードテストを使用している。なお、イー・モバイルの下り最大42Mbps対応「Pocket WiFi(GP02)」は、調査時未発売のため測定していない。

photo 調査結果

 下りの通信速度では、全15の計測ポイントのうち、13のポイントでUQ WiMAXが最高速を記録した。YouTubeの動画の再生までにかかる時間も、14のポイントでUQ WiMAXが最短だった。上り通信速度ではXiが6ポイントで最速となり、UQ WiMAXとULTRA SPEEDはそれぞれ5ポイント(1ポイントは同着)で最速となった。

 MMD研究所は「UQ WiMAXに比べ、ULTRA SPEEDとXiは特に地方都市で対象エリアが少ない印象を受けた」としており、3Gエリアでは「接続にストレスを感じる結果」だったともコメントしている。

 速度調査とともに、各Wi-Fiルーターの使用感も比較した。UQ WiMAX対応のURoad-8000、ULTRA SPEED対応の007Zがコンパクトで持ちやすく、URoad-8000は「女性調査員からの評価が高かった」。Xi対応のL-09Cはサイズが一回り大きくやや重量感がある一方、ボディの薄さが魅力とした。

 参考として、バッテリーの駆動時間にも言及している。9時間連続動作をうたうURoad-8000が「仕様通りの結果」となったという。「他の2機種については調査が長時間になると途中で充電が必要になるケースもあったが、URoad-8000はほぼ1日バッテリーを補充することなく使用できた」。このほか、L-09C、007Zが液晶画面により電波状況やバッテリー残量などの確認が容易だったのに対し、URoad-8000のLEDインジケーターは直射日光下でやや確認しづらいと指摘している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月09日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  3. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  4. ミストが出るハンディファンって涼しいの? 家電量販店でも買える「Aecooly Cold Air/Cold Air Pro」を試す (2026年08月08日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  7. ahamoの「40GB化」は値上げの布石か? 通信品質改善と料金設定で揺れるドコモの戦略 (2026年08月08日)
  8. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  9. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  10. フォルダブルスマホを支える“影の主役” TCLの折りたたみディスプレイを見てきた (2026年08月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー