この秋、相次いで登場した7インチ型のタブレット端末。さまざまな端末の中から選べるようになったためか、タブレット端末の購入意向が高まっていることが分かった。
ジャストシステムが10月に行った携帯電話/インターネットの利用動向に関する調査によると、タブレット端末について「購入予定」「購入検討中」と回答した人の割合は9月の35%から38%に増加。購入意向を示した人のうち、7インチのタブレット端末を購入したいと回答した人の割合は34.4%に達した。
7インチタブレットは、「iPad mini」「Nexus 7」「Kindle Fire」「GALAXY Tab」などのモデルが登場しているが、購入予定という回答が最も多かったのはiPad miniで、34.4%に達した。2位は12.4%のNexus 7で、以下、10.3%のGALAXY Tab、9.8%のKindle Fireと続いた。
携帯電話の利用動向については、スマートフォンの利用者が4割弱(37.2%)となり、フィーチャーフォン(57.7%)に迫りつつある。OS別ではAndroid OSが6割(61.1%)を占め、iOSの35.5%を大きく上回った。
9月21日に新モデルが登場したiPhoneは、すでに2割(20%)が最新モデルの「iPhone 5」を利用。「iPhone 4S」は45.5%、「iPhone 4」は28.3%が利用おり、「iPhone 3GS」は1.4%、「iPhone 3」は4.8%にとどまった。
ネットサービスは、「LINE」の認知度が9月の63.9%から71.2%上昇。30代〜60代男性の認知度向上が底上げ要因となり、40代男性の認知度が9月の63.0%から82.0%と急上昇したほか、他の年代でも10ポイント以上の上昇が見られたという。
この調査は、ジャストシステムが20歳から59歳の男女を対象に、同社のアンケートサービス「Fastask」を利用して実施したもので、1100人から得た回答をまとめている。
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