Strategy Analyticsが実施したLTEスマートフォン市場の調査から、Apple初のLTE対応モデル「iPhone 5」が、発売後すぐに26.7%のシェアを獲得し、一気に2位にランクインしたことが分かった。韓国メディアのYonhanp News Agencyが報じている。
Strategy Analyticsが実施した第3四半期(7〜9月)の世界LTE携帯電話市場調査によると、首位はSamsungで40%を獲得。Samsungは7四半期連続でトップの座を維持しているものの、この第3四半期は前四半期(第2四半期:4〜6月)の50.9%からシェアを11ポイント減らした。
2位は第3四半期中に発売されたばかりのApple(iPhone 5)で、シェアは26.7%。3位はLGの9.1%、4位はMotorola Mobilityの6.7%、5位はPantech(5.8%)となった。LGは同四半期中「LG Optimus G」を一部地域でリリースしたもののシェアを拡大できず、前四半期の15%から6ポイント減少。Motorolaも前四半期の15%から8ポイント減少した。Samsung、LG、Motorolaの3社はiPhone 5にシェアを奪われた格好だ。
LTEネットワークのサービスエリアが世界的に広がる中、LTEに対応するスマートフォンが増えており、Strategy Analyticsでは2012年通年のLTEスマートフォンの出荷台数を5000万台と予想している。これは、2011年の900万台から5倍以上の成長になるという。
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