太陽電池モジュールの用途別の出荷量から分かることは明らかだ。非住宅用の伸びが著しい。
2013年第4四半期の住宅用(66万8881kW)、非住宅用(210万5266kW)、非住宅用のうち発電事業用(92万6344kW)の伸びは、前年同四半期に対して、1.19倍、1.80倍、2.27倍だ。通年度では1.27倍、3.19倍、4.00倍に達する。このため、用途別に占める住宅用の比率は低下し続けており、2013年第4四半期には24%にまで下がった(図3)。
なお、図3にある発電事業用以外の非住宅用(黄色)には、さまざまな用途が含まれている。そのうち8割以上を占めるのが、非公的施設に設置された産業・事業用の太陽電池モジュールだ。事務所や工場の屋根に設置されたものが代表例である。
図3 太陽電池モジュールの出荷量に占める3つの用途(2012〜2013年度、kW) 住宅用(空色)、発電事業用(オレンジ色)、発電事業用以外の非住宅用(黄色) 出典:太陽光発電協会の公表値に基づいて作図太陽光発電協会が発表した太陽電池モジュールの出荷量推移(単位:kW)の詳細データを以下に掲載する(図4)。
*1) 調査対象47社は以下の通り(うち44社からの回答を集計)。AGC硝子建材、CHAORI SOLAR、First Solar Japan、LIXIL、LS産電、REC Solar Japan、SunLink PV Japan、Upsolar Japan、伊藤組モテック、イワテック、インリー・グリーンエナジージャパン、ウエストホールディングス、エクソル、エスパワー、カナディアン・ソーラー・ジャパン、カネカ、京セラ、クリーンベンチャー21、サニックス、サンテックパワージャパン、シャープ、ジャパンソーラーファクトリー、新興マタイ、センチュリースバルソーラー、ソーラーフロンティア、ソプレイソーラー、高島、長州産業、東芝、トップ・ランナー、トリナ・ソーラー・ジャパン、トワダソーラー、ネクストエナジー・アンド・リソース、ネミーエネルギーソリューションズ、ノーリツ、パナソニックグループ 三洋電機、ハレオンソーラージャパン、ハンファQセルズジャパン、日立アプライアンス、富士電機、フジプレアム、ホットサンエナジー、ホンダ、三菱電機、明成商会、リープトンエナジー、レネソーラ・ジャパン。
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2011年度の太陽光発電パネル出荷実績、国内向け出荷量が大幅増Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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