20年間の発電をたしかな収入に換える太陽光発電所の手厚い3本柱の守り、Looopの「まもるーぷ」

Looopは太陽光発電所を安定して運営し、20年間の発電をたしかな収入に換えるために必要なサービスを1つにまとめた「まもるーぷ」を提供している。まもるーぷには遠隔監視と保守管理(O&M)、損害保険の3種類のサービスが全て含まれており、50kWからメガソーラーまであらゆる規模の発電所に適している。2014年9月からは低圧向けサービスを拡充した。サービス料金は業界最安値クラスだという。

» 2014年11月13日 10時00分 公開
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 「設置が終われば太陽電池はメンテナンスフリー。特に手を掛けなくても発電が続く」。太陽電池が広く普及するまではこのような神話が残っていた。実際は違う。

 特に10kWを超える規模の太陽光発電所では、どのように保守・管理(O&M)を進めるかによって20年間の発電総量が大きく変わる。出力1MWの太陽光発電所であれば、何らかの原因で1日発電が停止すると10万円強の売電収入がなくなってしまう。「これまでは発電所建設後、3〜4年が経過し、故障などが見つかった際に保守・管理(O&M)サービスを導入する例が多かったものの、現在では発電所が完成する以前、連系予定の方の問い合わせが増えています」(Looop)。

 保守・管理の基本的な考え方はこうだ。まず、発電所の状態(発電量)を常に測定し、把握することだ。毎日の見回りが不可能な位置に太陽光発電所を建設した場合は、遠隔監視が必要不可欠になる。

 次に定期点検によって発電量の監視だけでは分からない故障に備えること。いざ故障した場合の障害対応策も用意しておく。それに加えて、発電量が低下しないようサイトの管理を欠かさない。定期的な除草や清掃などだ。「雑草が伸び放題になってからスポットで除草を依頼するよりも、定期的な契約の方が一般にコストが掛かりません。まもるーぷではオプションになりますが、除草サービスもラインアップしています」(Looop)。

 最後に保険である。自然災害などに備えるには十分な強度を備えた太陽光発電所を建設することが前提になる。それでもカバーできない部分は損害保険に頼る。

3つのサービスをセットで提供するLooop

 太陽光発電所に必要な部材を「MY発電所キット」として提供するLooopは、発電所完成後に必要なサービスも用意している。「まもるーぷ」だ(図1)。

図1 まもるーぷに含まれるサービス

 まもるーぷの特長は2つある。太陽光発電所の保守・管理に必要なサービスをセットで提供していることが1つ。さきほど紹介した遠隔監視と、O&Mサービス(保守)、損害保険を組み合わせた。「O&Mサービスを同時に提供することで、損害が生じにくくなります。そのため、損害保険単独の場合よりも安価にサービスを提供できるのです」(Looop)。例えば1MWの場合、3つのサービスを個別で契約した場合よりも、まもるーぷの方が年間8万円安価になる。

 もう1つの特長は大規模な発電所向けだけではなく、50kW未満(低圧連系)の発電所にも向くことだ(図2)。「2014年8月にサービス開始後、低圧向けのサービスを拡張しました。低圧向けの顧客から保守が必要だという強い要望を受けたため、O&Mサービスを追加しています」(Looop)*1)。遠隔監視「みえるーぷ」を導入すると、発電所の状態を遠隔監視できる。しかし、いざ問題が生じたときに遠隔地の発電所の場合、顧客にとって障害対応、特に初動が難しい。「まもるーぷ」では日本全国にサポートセンターを保有している企業と協働し、全国をカバーする体制を整えている。

 料金体系も改善した。50kW未満のものを1区画と数え、「発電所の数が5区画未満の場合と、5区画以上の場合の料金を分けました。区画数が多いときに割安になります」(Looop)。5区画以上の年間料金は、初年度21万円、2年目以降が17万円だ。5区画未満の場合は同様に31万円、23万円。以上の価格は参考価格であり、発電所の設置条件(位置・環境など)によって異なるため、個別の見積もりが必要だ。

 O&Mサービスではオプション対応のサイト管理サービスもある。除草作業の参考価格は70円/m2(以下、参考価格)、モジュール清掃は500円/枚、ネットワークカメラを用いたカメラモニタリングサービスは16万円/年(ネットワークカメラとインターネット回線が別途必要)、障害対応以外の(発電所)代行訪問サービスは2万5000円/回とした。

*1) 低圧向けではコストを抑えるためにO&Mサービスのうち月次で発行する発電量(Wh)のレポートや定期点検時のモジュールサーモ(赤外線)撮影などを省略している。

図2 まもるーぷを導入した太陽光発電所

まもるーぷを導入すると月々のサービスはどうなる

 まもるーぷの遠隔監視サービスでは、Looopの「みえるーぷ」を用いる。「20年間の運用コストを考えると、遠隔監視サービスとしてみえるーぷのコストパフォーマンスは、業界トップクラスと考えています」(Looop)。

 監視能力も高い。Looopによれば、みえるーぷ1台で最大20台のパワーコンディショナーを監視できる。この台数も業界でトップクラスだという。

 みえるーぷは次のようにして動作する。まず、みえるーぷが太陽光発電所に設置したパワーコンディショナーからデータを取り出す。データはクラウドサーバに送られ、監視から障害対応に利用される。

 通常時は顧客がPCやタブレット、スマートフォンなどを使って、専用のWeb画面から太陽光発電所の状態をいつでも確認できる。「提供開始後も常に機能改善しており、2014年10月には表示画面の大幅刷新や、CSV形式のファイルでデータをダウンロードできる機能追加を実施しました。今後も継続して機能追加・改善を実施していきます」(Looop)。

 みえるーぷのWeb画面を使うと、太陽光発電所のさまざまな状況を読み取ることができる。図3の太陽光発電所ではパワーコンディショナー(PSC)を8台使っている。そのうち、7番目(PCS7)の発電量だけが少ない。故障の可能性がある。

図3 みえるーぷの画面 パワーコンディショナー単位で発電量が少ない。

 図4の画面は何を意味しているのだろうか。12台のパワーコンディショナーの発電量がほぼ同じように減少している。ここからは当日の11時過ぎに天候が悪化して発電量が下がったことを読み取ることができる。

図4 みえるーぷの画面 天候の変化による発電量の変化が現れている

 図5の画面は、田淵電機のパワーコンディショナーを採用した太陽光発電所の事例である。同社の製品を採用している場合は特別な情報を取得可能だ。1台のパワーコンディショナーに複数のストリング(太陽電池モジュールを十数枚直列に接続したもの)が接続されていた場合、ストリングごとの発電量が分かる。図5では5つのストリングが表示されており、そのうちストリング1(青線)の出力が0になっている。異常な状態だ。

図5 みえるーぷの画面 ストリングごとの異常が分かった

詳細なレポートを受けることができる

 毎月Looopから送られてくるレポートにはどのような情報が含まれているのだろうか。標準サービスのレポートの量は毎月10ページ程度。発電量の日別推移(図6)や月別推移、パワーコンディショナーから受け取ったアラート情報の種類と回数、アラートに対する対応一覧(図7)が主な内容だ。

図6 発電量の日別推移
図7 アラートに対する対応一覧


まもるーぷについてもっと知りたい方は、太陽光発電所見学会へ

※見学会のセミナーでまもるーぷのご紹介があります

※受付は12月1日まで

※応募者多数の場合、抽選となりますので主催者へご確認ください



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提供:株式会社Looop
アイティメディア営業企画/制作:スマートジャパン 編集部/掲載内容有効期限:2014年12月12日

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