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» 2017年03月01日 14時00分 UPDATE

30年のFITを拡充、オリジナルの蓄電池も見せたLooop

太陽光発電の信頼性を高め、リノベーションを進める。これが東京ビッグサイトで開催中の「PV EXPO 2017 第10回国際太陽電池展」(2017年3月1〜3日開催)に出展したLooopのメッセージだ。展示ブースの目玉は2つ。国の固定価格買取制度とは異なる独自の電力買取サービス「Looop FIT」の拡張、家庭用の定置型蓄電池「Looopでんち」である。

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 固定価格買取制度(FIT)による20年間の国の支援は、太陽光発電所を新たに立ち上げる強い動機付けとなってきた。LooopはFIT適用後も、さらに10年間、独自に電力を買い取る「Looop FIT」サービスを提供中だ。

 「PV EXPO 2017 第10回国際太陽電池展」(2017年3月1〜3日、東京ビッグサイト、ブース番号E49-2)では、サービス対象範囲を拡大したLooop FITを見せた(図1)。

 「Looop FITは太陽光発電の普及を助ける先進的な取り組みだと自負しています。太陽光発電の持続性を支え、発電所の信頼性も高まります。当社は電力を小売する『Looopでんき』サービスを提供していますが、Looop FITが広まることで、提供している電力により多くの再生可能エネルギーが加わるのです」(Looop)。

図1 既設の太陽光発電事業者も加入できる「Looop FIT」

買取期間は最大30年間

 Looop FITではどのようにサービス範囲を拡大したのだろうか。これまでは新規に太陽光発電所を立ち上げる事業者だけが対象だった。今後は異なる。沖縄を除く全国の地域が対象として、既設の太陽光発電所と、設備認定済みの太陽光発電所もサービス対象とした。

 既設の場合も、買取期間はこれまでの新設と同じ最大30年間。最大30年間とは、これまでの運用期間と、サービス加入後の期間の合計が30年という意味だ。Looop FITに加入しても当面の買取価格は変わらない。例えば買取価格32円で運用していた場合、Looop FITサービスに加入後も、32円のままだ。最後の10年間の買い取り価格だけがLooop FITの独自買取価格に変わる。7円以上だ。

 サービス加入条件も変わる。新規の太陽光発電所に導入する場合はLooopの長期耐久太陽電池モジュール「NEXTOUGH(ネクスタフ)」を導入し、Looopの管理運営(O&M)サービスである「まもるーぷ」に加入する必要があった。

 Looop FITサービスの既設発電所への拡張後も、30年間の運用を確実にするため、まもるーぷへの加入は必要だ。太陽電池モジュールは既設のものから変更する必要はない。

オリジナル蓄電ソリューション「Looopでんち」を発表

 MY発電所キットやLooop FITなど、太陽光発電関連のさまざまな製品・サービスを開発してきたLooopが次に見せたのが、「Looopでんち」(図2)。価格は100万円を大きく下回る89万8000円(税別)。競合製品と比較して価格容量比が高いことが特徴だ。

図2 Looopでんちの外観

 家庭の軒下などに固定設置するリチウムイオン蓄電池だ。容量は4キロワット時(4kWh)。

 Looopでんちの特徴は、双方向通信機能を備えていることにある。

 設置時にLooopでんちと接続ボックスをつなぎ、さらに通信回線と結ぶ。すると遠隔地にあるLooopのサーバに電池内部の状態が自動的に送られて、蓄電池の「健康管理」ができる(図3)。さらに、電池の動作モードがユーザーの望むものと違っていた場合は、サーバから信号を送って動作モードを最適化する。ユーザーにとっては電池の経済性が高まるというメリットがある。

図3 Looopでんちとサーバの関係

 「他社の太陽電池モジュールと接続して蓄電することも可能です。家庭向けの固定価格買取制度は10年と短く、買取が終了するユーザーには選択肢が必要です。Looopでんちを導入することで、効率的な売電や自家消費を行えるようになります」(Looop)。

 個別の家庭にメリットがあるだけではない。太陽光発電の大量導入に向けた施策も立案中だ。

 「Looopでんき向けにLooopでんちに蓄電された電力を購入することで、地域全体の電力の需給バランスを保ちながら、電力コストを下げるバーチャルパワープラント(VPP)などの取り組みも、将来の視野に入っています」(同社)。

 なお、同社はコンテナに格納して提供する産業用の大型電池を開発しており、家庭用と同じLooopでんちブランドで展開する予定だ。

耐久性が高い太陽電池「NEXTOUGH」

 展示会場では先ほど紹介した長期の耐久性をうたう太陽電池モジュール「NEXTOUGH」も展示した(図4)。Looopは高耐久品を生み出すに当たって、100年たっても壊れないことをコンセプトとした。

 そのためには、強風や積雪に強く、塩害を受けにくく、高温・低温・高湿度に耐えなければならない。

 展示会場では試験結果も見せた。NEXTOUGHの耐雪圧は国際規格化団体(IEC)の定めた条件を大きく上回り、他社比約200%と高い。測定値は1万パスカル(Pa)。耐風圧は他社比約150%(3600Pa)。塩水噴霧試験でも最も厳しい基準であるレベル6をクリアした。

 高温高湿試験ではIECの定めた条件の8倍に相当する8000時間の検証を終えている。実環境では80年に相当する。8000時間後も出力低下率は9.98%にとどまったという。

図4 高い耐久性をうたう「NEXTOUGH」 発電部分の太陽電池セルを表面と裏面の両方から強化ガラスではさむことで耐久性を高めた

Looop HomeとMY発電所キットも展示

 Looopは住宅用と産業用の太陽光発電システムを製品化している。

 住宅用は「Looop Home」。Looop HomeにはNEXTOUGHの他、パワーコンディショナーと家庭用エネルギー管理システム(HEMS)用のコントローラーが付属する(図5)。

図5 Looop Homeの部材を展示した

 産業用の太陽光発電所を作り上げるために必要な全ての部材をまとめたものが、「MY発電所キット」(図6)。MY発電所キットでは太陽電池モジュールを縦に3枚並べることができ、土地の利用効率が高い。

 出力50kと80kWのMY発電所キットがあり、いずれもLooopオリジナル架台に太陽電池モジュールを縦に3枚並べて設置する。

図6 MY発電所キットの部材の一部

 PV EXPO 2017では、この他、既設の太陽光発電所の売買を扱うWebサイト「ソラリノ」の紹介や、各種のMY発電所キット、Looopオリジナルのパワーコンディショナー、みえるーぷ、まもるーぷなどを展示中だ(図7)。太陽光発電所について相談がある方は、展示を見ながら説明を求めてはいかがだろうか。

図7 PV EXPO 2017のLooopブース(ブース番号E49-2)

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提供:株式会社Looop
アイティメディア営業企画/制作:スマートジャパン 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日

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