話題の798万円太陽光発電所を初展示、関西でも注目のLooopブース

インテックス大阪で開催中の「関西PV EXPO 2015 第3回関西太陽電池展」で、Looopが52kWタイプで798万円という話題の太陽光発電所や、低圧契約で最大の発電量を目指した「MY発電所キット76」のバージョンアップ、更に電気料金削減の新サービスなど多彩な展示を実施している。

» 2015年09月02日 13時00分 公開
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 2015年9月2〜4日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で「関西PV EXPO 2015 第3回関西太陽電池展」が開催されている。太陽光発電の開発・販売・施工・メンテナンスなどを行うLooopは同展示会(ブース番号:2号館10-1)に、DIY感覚で太陽光発電システムが組み立てられる「MY発電所キット®」シリーズの新エントリーモデル「MY発電所キット®52」や低圧契約内で最大の発電量を目指した太陽光発電システムである「MY発電所キット®78」を出展。さらに電気料金削減を実現する「高圧新電力サービス」などもパネルなどを使って紹介している。

photo 関西PV EXPO 2015に出展したLooop

52kWタイプの太陽光発電所が798万円

 ブースで注目を集めている「MY発電所キット®52」は、52kWタイプとして業界最安値クラスの販売価格798万円(税別)、kW単価15万3460円とし、大幅に初期導入コストを抑えているところが最大の特徴。部材の投資回収期間は約4年を見込んでいる。

photo 52kWタイプで798万円の「MY発電所キット®52」(製品イメージ)

 また、「MY発電所キット®」としては初めて4段架台を採用し、省スペース化を図ることが可能となった(推奨設置面積800平方メートル〜)。これにより土地探しの難度を下げることができる。

 ソーラーパネルの25年出力保証に加え、発電所保険として自然災害保険と盗難保険は現行1年間なのを10年間に延長するなど補償を手厚くした(売電利益補償もオプションで提供)。加えて、こちらもLooopではベストセラーとなっている遠隔監視システムの「みえるーぷ」も無償提供する(送料・工事費、年間システム利用料別途)。

photo ブースでは遠隔監視システム「みえるーぷ」の実演も行われた

 構成は多結晶パネル(260W)200枚、4段5列架台10セット、三相9.9kWパワーコンディショナ(田淵電機製)4台など。同製品は「このところ増えてきた『負担する初期投資をできるだけ軽減したい』や『より狭い場所に設置したい』などの要望に応えた」(同社)としている。固定価格買取制度(FIT)の下落に伴い、このところ国内の太陽光発電事業は新たなステージに入ったとも言われている。その中で同社では、初期コスト面で導入しやすい商品をラインアップすることで、幅広い人たちに太陽光発電に興味を持ってもらうきっかけづくりを行い、今まで以上に幅広い範囲のユーザーに対して導入を促す。今回は価格や品質など製品自体の魅力をアピールするとともに、ブース内に実際に4段架台2列を組んで展示し、その省スペース感を体感してもらっている。

photo 4段架台を採用、省スペース化を図っている

高出力のパネル採用でさらに発電量をアップした「MY発電所キット®78」

 パワコンの出力以上のパネルをセットすることで、低圧契約で最大の発電量を目指せるモデルとして、ベストセラーになっていた「MY発電所キット®76」。発電効率の高い、高性能なパネルの採用で発電量をより高めながら、価格は据え置いた後継機「MY発電所キット®78」も今展示会でリリースされた。Looopではパネルの出力がパワコンを上回るキットを早くから販売し、豊富な実績データに裏付けられた製品は会場でも注目を集めている。

photo 高出力のパネル採用でさらに発電量をアップした「MY発電所キット®78」

電力自由化に向けたLooopの新たなサービス

 「高圧新電力サービス」は既に電力自由化が行われている高圧契約者を対象に実施しているサービス。東京電力や関西電力からLooopなど新電力事業者へ契約を切り替えることで電気料金を削減することができる。Looopでは今年から高圧新電力事業に参入しており、この電気料金の削減効果は5〜10%に及ぶという。例えばある事業所では東京電力に年間約380万円支払っている料金が約357万円に下がる。夜間に比べて昼間の使用量が多い顧客の場合、特に削減効果が高くなるようだ。対象となる顧客はオフィスや商業施設、自治体などの公共施設。マンションや工場は対象としない。手続きに関する期間は同社との契約締結から電力供給開始までは約2カ月で、高圧新電力サービスを導入する際の初期費用はかからない。電力を供給する設備を変更しないため、停電の心配なしに従来の契約から切り替えることが可能だ。

幅広いサービス展開にも注目

 また、同社のサービスには価格以外にもさまざまな特徴がある。自然エネルギー比率が高いことや、電力需要予測の正確性、長期安定供給などだ。Looopは太陽光発電の施設から電力を買い取るサービスを広く展開している。今回の展示会では、
(1)「高圧新電力サービス」とセットで買い取りを申込みすればプレミアムがさらに高くつく
(2)LooopのMY発電所キット®を購入いただいたら、27円+1円で電気を買い取る
というサービスの案内も行っている。これらの買取サービスは期限が設定されているので、詳しくはLooopに確認が必要だ。これらを通して自然エネルギー由来の電力を高圧新電力サービスでも高い比率で利用する。また、需要・供給の両方を予測するシステムを同社は立ち上げており、それを高い精度で一致させることができる。そのため需要と供給のバランスを取ることができ電力の安定供給を図ることが可能だ。さらにLooopが調達する電気が不足する場合は、電力会社からバックアップを受けることになっている。そのため万が一同社から電気を供給できない場合も停電することはない。また、この場合も利用者から追加費用の負担はない。

 ブース内ではパネルを使用してPPS事業の戦略と同社の需給管理のノウハウ、どれくらい電力が安くなるのかなどを紹介。ステージでも同サービスの詳細な説明を行っている。

photo ブースではパネルやステージで同社のサービスを説明した

 これらの製品、サービスの他にもこのほど発表した工場、倉庫などの空いた折板屋根上に太陽光発電設備を柔軟に設置できる「MY発電所キット折板屋根型」や最大20台のパワーコンディショナを監視可能な高機能の発電量遠隔監視システムの「みえるーぷ」。さらに同社のユーザー交流サイト「Looop Club」なども紹介している。

 Looopでは2014年7月に 大阪支店(大阪市淀川区) を開設し、その後人員も増強するなど西日本地域での活動を活発化させている。今回の出展を通じてさらに同地域での実績アップを目指す。

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提供:株式会社Looop
アイティメディア営業企画/制作:スマートジャパン 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月30日

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