小規模な店舗や事務所向けのプランが「電灯プランB」だ。こちらは関西電力の「従来電灯B」に相当するプランで、1kVA(キロボルトアンペア)ごとの基本料金と3段階の電力量料金という料金体系は同じだ。
電灯プランBのメリットはシンプルで、従来電灯Bの基本料金と3段階の電力量料金全ての料金単価を一律で10%安く設定した(図3)。従来電灯Bで月の契約容量が20kVA、月の電力使用量が1000kWhの店舗が切り替えた場合、電力料金が年間で約4万円程度安くなる計算だ。
業務用冷蔵庫や業務用空調など動力を使用する店舗に向けた「低圧電力」プランも提供する(対象は50kWh未満)。こちらの料金単価などは、個別見積もりになる。一例として関西電力の低圧電力契約で、契約容量20kW(キロワット)、毎月の電力使用量が1000kWhの場合、年間約15%(約7万円)ほど電気料金が安くなるとしている。
関西電力と比べて最大5%安く、大阪ガスが「ガス発電プラン」も
激戦区の関西電力エリアに、生協が低価格・低CO2で挑む
関西電力は時間帯別メニュー1本で勝負、夜間割引を10時間に拡大Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10