初の住宅用蓄電池・パワコンをついに市場投入、ファーウェイが太陽光関連の新製品を披露太陽光(2/2 ページ)

» 2020年11月24日 07時00分 公開
[廣町公則スマートジャパン]
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オプティマイザー搭載のソーラーパネル「iPV375-M1A」

 iPV375-M1Aは、AI技術を駆使したスマートソーラーモジュール。ソーラーパネルのフレームにオプティマイザがセットされており、インテリジェントなDC/DCコンバータとして、電圧変換をパネル単位で最適に制御する。

ソーラーパネルiPV375-M1A展示コーナー
背面にはオプティマイザを搭載

 日陰による発電量低下の抑制、I-V曲線のリモート分析など優れた特性を有し、1枚または2枚のパネルを1つのPVセットとして構成可能なので、まとまったスペースがなくても柔軟に設置することができる。ファーウェイとしては、携帯電話基地局の独立電源用途などに販売していく考えだ。

コロナに配慮した屋内外一体展示が好評

 「HUAWEIデジタルパワー製品展示交流会」は、9月9日・10日の大阪を皮切りに、福岡・広島・名古屋・福島・東京と、各地を巡回して行われた。東京は最終開催地であり、全6会場中最多となる1065人のエネルギー業界関係者が参集した。結婚式場として知られる明治記念館を舞台とし、1階の披露宴会場と屋外の日本庭園を一体にした展示会場は、開放感に満ちたものだった。

 この会場について、ここでの開催を企画したデジタルパワー事業部部長アシスタントの孫辰雨氏は、次のように話す。

 「コロナのなかで皆さん“密”を気にしているので、室内だけでなく室外も使える会場をと考えました。ずっと室内だとストレスもたまりますからね。せっかく来ていただいたお客様には、綺麗な日本庭園を見ながら、ゆったりと過ごしてほしいかったのです」(孫氏)。

HUAWEIデジタルパワー製品展示交流会 東京会場の様子。 孫氏の想いどおり、東京会場は、通常の展示会とは一線を画する、くつろいだ雰囲気に溢れていた。
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