海洋資源を活用してCO2排出量を削減する「ブルーカーボン」の新たな取り組みが横浜市の八景島で始まる。海水の熱を取り込めるヒートポンプを導入して、水族館の空調機器の熱源に利用する計画だ。電気やガスを使う場合と比べてエネルギー効率が約20%向上する。
オフィスにおいて、最も電力を消費している機器はエアコンだ。抜本的な省エネ対策を打つならエアコンの総入れ替えとなるが、かなりのコストがかかってしまう。しかし、エアコンを交換することなく、節電を実現できる機器がある。
日本土地建物は自社保有ビルの1つである「日土地内幸町ビル」(東京都千代田区内幸町)に日立製作所のBEMSを導入し、空調機器を制御させた結果を明らかにした。ガス空調と電気空調を使い分けることで2010年度と比べて空調機器が消費したエネルギー量をおよそ29%削減できた。
日立製作所はBEMS(ビル向けエネルギー管理システム)「BIVALE」に、空調機器の運転スケジュールを自動で決めるオプションを追加し、提供を始めた。天気予報から空調機器を制御する予定を決めるサービスだ。
水冷式CPUが排出する55℃と比較的低温の廃水から、連続的に冷水を製造し、サーバルームの冷却に使う。工場施設の冷却では冷水を用いる手法が既にあるが、その冷水を製造するためには、ボイラーなどの高温の熱エネルギー源から排出される比較的高温の廃水を利用しなければならなかった。
ダイキン工業は、同社Webサイト「ダイキンの考えるお店」のオープンとともに、睡眠時専用コントローラー「soine」の販売を開始した。
経済産業省がBEMSアグリゲータの幹事企業を発表してからしばらくたつ。各社が提供するサービスの内容が次第に明らかになってきた。ダイキン工業は空調機器の制御と電力使用量の見える化で、大幅節電を狙えるシステムを提供する。
東京スカイツリーも採用した地中熱。地中熱を利用すると空調の電気料金を抑えることが可能だ。どのような仕組みで動くのか、課題は何か。
オフィスビルの省エネを進め、太陽光発電と組み合わせると、ビルの消費エネルギー量が実質ゼロになるはずだ。2030年には国内の新築ビルでも、このような取り組みが始まる。鹿島は10年早く2020年に実現する計画だ。さらには新築よりも難しい既築ビルにも適用する。鹿島が採り入れた4つの技術を紹介する。
短期連載「節電に効くシステム」の第3回では、BEMS(ビル向けエネルギー管理システム)の中でも、経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進対策事業費補助金」の対象となっている製品を整理し、それぞれの製品がどの程度の規模の建物に適しているのかを解説する。
いま電力危機によって節電が求められているのと同様に、1970年代の石油危機をきっかけに「省エネ」が国の最重要課題になった。燃料と熱、さらには電気を効率的に使うことを目指して作られたのが「省エネ法」である。この法律には電気機器のエネルギー消費効率に関する基準も含まれている。
空調機器(エアコン)の電力使用量は季節や地域によって常に変化する。気候に合わせて設定温度や運転時間を制御することが大切だが、クリーニングを実施すると年間を通した節電対策として効果的だ。古い空調機器ほど電力を多く消費するので、使用年数によっては買い替えも検討したい。
エアコンの消費電力を抑えるには、設定温度を調節する方法が最も簡単だ。では、設定温度を1℃変えると、どの程度の節電になるのだろうか?
エアコンはオフィスでも家庭でも最も電力を消費する機器だ。節電のために設定温度を調節して、多少の暑さ寒さは我慢する、というのが一般的な習慣になりつつある。しかし、最新のエアコンに交換すれば、さほど我慢する必要はなくなるかもしれない。
冬は暖房のほかに給湯でも多くの電力を使う。その点で電力と熱を同時に作り出すガスコージェネレーションは効率的だ。家庭用の「エネファーム」が人気だが、発電能力が大きいシステムはオフィスビルや工場などに適している。冷房も可能で、年間を通じた節電対策にもなる。
日本の多くの地域では夏よりも冬のほうが電力を使う。九州や四国のような温暖な場所でも冬の電力使用量は大きい。ただし1日のうちの電力の使われ方は夏と違う。暖房に使うエアコンは設定温度のほかに、冬ならではのピーク抑制方法があり、年間を通した節電対策と組み合わせると効果的だ。
長かった夏の節電期間が終わって、エアコンの設定温度を気にしなくて済む季節になった。しばらく節電を意識する必要はなさそうだが、今年の社内の対策は十分だったのか、今のうちにチェックしておこう。来年の夏までに強化しておくべき点が見つかるかもしれない。
一般家庭で夏の日中に最も電気を消費するのはエアコンだ。資源エネルギー庁では「設定温度を2度上げると10%の節電」だというが、本当だろうか。
BEMSアグリゲータ幹事企業が提供するシステムの機能を解説する特集の第4回。今回はダイキン工業が提供するシステム「エアネットi」シリーズの中でも標準的な機能を備える「エアネットi スタンダードモデル」について解説する。空調機器を細かく自動制御することで消費電力量を抑え込むシステムだ。
BEMSアグリゲータ幹事会社が提供するシステムの特長を解説する特集の第2回。今回は三井情報が提供するシステム「GeM2」について解説していく。同社は温度センサーの検出値を監視し、空調機器の設定温度を細かく制御することで、ピーク時に限らず、1日全体の消費電力量削減を目指している。
今夏の電力不足が心配される関西地区で、家庭の節電量を集積する実験が7月から始まる。NTTスマイルエナジーが「1kW LOVE」の名称で実施するもので、家庭のエアコンを遠隔で一斉に制御することによって、地域全体で電力のピークカットにつなげる狙いだ。
データセンターには空調機が付きものだ。空気の流路を工夫し、空調機の効率を高めることで、消費電力を大幅に削減できる――東芝など4社が開発した新型空調機の特徴だ。
夏の節電対策として昼間にエアコンの設定温度を高くすることは、いまや常識になっている。今年の夏も“我慢の節電”は避けられないが、来客時には何とかしたいところだ。30度の空気を24.8度に変える涼風機が発売された。消費電力は280Wと家庭用の小型エアコンよりも小さい。
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