本大好き司書メイドの好感度を上げ、年に一度のデート権を得るべく繰り広げられるメイドたちのラブアタック。今日はミソノからの紹介です。
早春の雪解けを感じるこの街に、メイドが営む私設図書館がありました。
そこには書架を守る司書メイドがいます。ほんわりおっとりした司書メイド ミソノに、淡い思いを抱くメイドもいるようです。
今日はミソノからメイドへ、本をおすすめするようですよ。
先週の「チーム戦! 司書メイドを唸らせる本をおすすめ」夜話、盛り上がりましたよー。
メイドはレイラさん、サヤ、そしてトーヤが参加したのよね。
トーヤちゃん、エリスさんの代わりに立派に本を紹介してくれました。それがこちら!
立派なタコねー!
この青空を背景に、ぴんと張られた干物こそが「引っ張りだこ」の由来なんですって。
なるほど、見事に引っ張られているわね……。
ぱっと目に飛び込んでくる視覚の力を感じます。こんな風に、「阿吽の呼吸」「灯台下暗し」など、どこかで必ず耳にするような言葉40項目を写真と文で説明してあるんです。しかもアイウエオ順に並んでいるので、ふと「『図星』が見たい……」と思っても、すぐにページにたどり着くことができまよー。
どれどれ……あら? 「灯台下暗し」の灯台って燭台のことだったのね!
私もついつい、暗い海辺に立ってサーチライトで辺りを照らすほうの灯台を思い浮かべていました。文章を書かれた、おかべたかしさんは「語源は昔を想像するヒント」と書かれています。言葉から過去の暮らしを推し量り、想像してみると、当時の人々にとって何が身近だったかが分かるような気がしますね。
「反りが合わない」「折り紙付き」などは日本刀に関する言葉が意外とたくさん取り上げられていて、「昔を想像するヒント」というのが分かるような気がするわ。
「反りが合わない」というのが刀から来ている言葉というのは、私も知っていたのですが、改めて写真ですらりとした抜き身の刃と鞘を見ると「あれ? 思ったより反っていないわ……」とまじまじと眺めてしましました。
由来を知っているものも載ってると、なんだか嬉しいわ。
そうなんですよ。言葉の由来を
と、種類の違うわくわくを感じますよねぇ。
地名が由来になっているものも多い!
「天王山」って写真では穏やかそうな山ですよね。「阿漕」は私もぜひどんな所か見てみたいと思っていたので、きれいな写真で見ることができて満足です!
写真撮影のため、各地に出かけられたり……すっきりとした作りの本の中に、作り手さんのこだわりがあるのね。
実はこの本、私はすでに手に取った事があったんです。でもじっくりページを開いて向き合うと、写真と短い言葉でありながら、その背後関係を含めて想像が深まっていく感じがしました。お勧めしてもらって良かったなぁ! と思った本です。
シャッツキステで2月5日に開催された「チーム戦! 司書メイドを唸らせる本をおすすめ」夜話。優勝したチームのメイドには、本連載と同様にミソノの好感度パラメーターが上昇するというルールが設けられていましたので、今回の記事でエリスに20%を加算します(当日はエリスの代理としてトーヤが参加し優勝を果たしました。詳しくはこちらの記事で。なお、20%という数値はトーヤの誕生日2月20日にちなんでいます)。
レイラ、サヤともに残り2%。エリスはちょっときびしいかもしれませんが、今後のゆくえにご注目ください。
本への愛情、オススメの仕方が上手だとミソノの好感度アップ! それぞれミソノの心を占めている割合は……?
エリス:84% レイラ:98% サヤ:98%
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