GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はWindowsに独特のドライブ関係のコマンドであるlabelだ。
Windowsのすべてのドライブは、Cドライブ、Dドライブといった具合に、ドライブレターで扱っているが、ドライブにはドライブレターだけではなく、ボリュームラベルを設定できる(ただし、ボリュームラベルによるドライブアクセスなどはできない)。Labelコマンドは、そのボリュームラベルを設定するコマンドだ。このコマンドは、HDDやFDDだけでなく、USBメモリなど、ファイルシステムから書き込み可能にも対応する。UNIX/Linxでは、もともとドライブという考え方はないので、相当するコマンドはない。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
(ドライブ名) (ボリュームラベル名) | label c: | 指定したドライブのボリュームラベルを変更する。ドライブ名、および、ボリュームラベル名をコマンドラインオプションとして指定もできる。ドライブ名を指定しなかった場合はカラントドライブの指定と同様で、ボリュームラベル名を指定しなかった場合は、対話モードでボリュームラベルを設定できる |
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