mode――シリアル/パラレルポート、キーボードなどの入出力装置の設定スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門

GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はmodeだ。

» 2008年10月11日 00時00分 公開
[嶋川裕馬,ITmedia]

mode――シリアル/パラレルポート、キーボードなどの入出力装置の設定

UNIX/Linuxでは「-」

 modeは、シリアル/パラレルポート、キーボード、コマンドプロンプトの入出力装置の設定を行うコマンドだ。コマンドプロンプトからシリアル/パラレルの入出力装置を利用することはほとんどなくなったので利用頻度は激減した。しかし、コマンドプロンプトのバッファや、キーボードのリピート設定などを行う場合には有効だ。

オプション 使用例 詳細
(なし) mode 接続されているシリアルポート、パラレルポート、コンソールの設定情報を表示する
con rate=数値(1〜32) delay=数値(1〜4) mode con rate=32 delay=1 キーボードの入力スピード設定を行う。使用例では、リピートスピードを最大に速い32に、リピート開始までの時間を最小の1に設定している
con lines= cols= mode con lines=1000 cols=100 コマンドプロンプトの画面サイズを指定する。使用例では、100カラム・1000行に設定している

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