最初の見積もりでいくつか入れ忘れていたのですが、必要になるので
はい。しかし業者選定も終わっているので、全部やり直すのは面倒でしょう
プロジェクトが遅れてあなたのキャリアに傷がつくかもしれません
二番目に低い見積を出した業者にしてもいいですけど、同じことされますよ
があああ! 選べないじゃないか!
これは商売じゃない! 脅迫だ!
それをわれわれは“営業”と呼びます。
財布の中の現金も全部出してください
業者選定って本当に大変ですよね。ただ安ければいいってわけでもないし。しかしディルバートの財布の中身まで狙うとはまさにハゲタカ!
ベンダーという言葉は、IT業界などではすでに一般化していますが、製品やサービスをユーザーに販売する事業者を意味します。なので“vendor campus”といったらメーカーが製品を顧客に出荷する「配送拠点」、“vendor product”は「メーカー製品」のことになるのです。
vendorのそもそもの意味は、フランス語の“vendre(売る)”から来ています。そこで「行商人」や「露天商人」のこともvendor/street vendorと呼びます。「訪問販売員」は“door-to-door vendor”と言いますし、「自動販売機」が“vending machine”と言うのもここから由来するものです。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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