ジャマしかしない、アホばかりのチームでどうやって世界レベルの製品を作れっていうんですか?
つまり、誤った判断と長時間労働と前向きな姿勢が素晴らしいエンジニアリングを生み出す、と?
怒れ、ディルバート! 会社の不条理な要求と断固戦うんだ! 長時間労働を強いるブラック企業なんかに負けるな!
6コマ目の“Put in the hours”または“Put in long hours”とは、仕事などに長時間取り組むことで、例えば「The so-called “black companies” demand employees to put in long hours with little or no pay(いわゆる「ブラック企業」は無給ないし薄給で長時間労働を強いる)」と言います。
ちなみにブラック企業を“black companies”と言っても直訳なので、これだけでは意味が通じません。英語で説明するならば“sweatshop”などが近い訳語かもしれませんが、sweatshopは「労働搾取工場」と訳されるように、工場などブルーカラーな業種に使うことが多く、ホワイトカラーな業種も含むブラック企業を説明する時には“sweatshop-like company”と言えばより伝わるかと思います。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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