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» 2016年05月19日 08時00分 UPDATE

ディルバート(449):“いいアドバイス”ができない

確かにアドバイスを人に与えるのは難しいものですが、その代償はあまりにも大きい……?

[スコット・アダムス,ITmedia]

うちの10代の息子、耳にピアスを開けたいっていうのよ。やらせてもいいかしら?


いいんじゃない? どうせ小さな穴だし、すぐふさがるし

それもそうね


<次の日>

息子ったら、今度は小さなタトゥーを入れたいって

まぁ、見えないところなら……


<次の週>

あの子ったら、今度は背中に耳を生やしたいって言い出したのよ。例の科学者がネズミにしたように


就活のときにシャツを着て隠せるならば問題ないんじゃない?


彼には自分の人生を好きにさせてあげなきゃ


<1週間後>

あの子、ISISに入ったわ


言うの忘れてたんだけど、僕、アドバイスするのって苦手なんだ


  


 確かにアドバイスを人に与えるのは難しいものです。それにしても、息子を自由にさせすぎた代償はあまりにも大きい……。

 アドバイスを与えることを意味する表現に“(put) my two cents' worth”という言い方があります。直訳すると「それは私の2セントです」、つまり「たかだか2セントの価値しかない私の意見です」という謙遜のニュアンスから来ていますが、逆に皮肉を込めて使うこともできます。例えば“She always has to put her two cents' worth”というと、「彼女は必ず何か自分の意見を言わないと気が済まない」という意味になります。

 語源としては諸説あるようですが、もともと16世紀のイギリスに“a penny for your thoughts”という表現があり、こちらは「何を考えているの?(教えてくれたら1ペニーあげる)」という意味で、“what's on your mind”と同じような意味でした。そこから「考えを求めたら、倍になって返ってきた」、つまり「求めたこと以上の意見が返された」という皮肉から来ているという説と、昔イギリスで封書を郵送する金額が2ペニーだったという説などがあります。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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