ディルバートの渾身の(多分)アイデアに理不尽な反論をぶつけてきた同僚が……。こんなときは、論理的に“お返し”するのが効果的なようですね。
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ディルバート、ご名答! 人のアイデアにケチを付ける前に自分のアイデアを出せっていうんだ、と会議で独り言をつぶやいた読者もさぞ多いことでしょう。
“build castle in the sky”とは、まさに文字通り「空に城を建てる」、つまり「現実味のない話」という意味ですが、同様に“pie in the sky”(空の中のパイ)も、「実現性のないもの」「絵に描いた餅」「あてにならない」という意味で使う表現です。“It's going to end up being a pie in the sky if you keep that up.”(それを続けると絵に描いた餅になるぞ)とか、“You need to get rid of your pie-in-the-sky ideas.”(君のその現実性の全くないアイデアは捨ててしまえ)と使います。
また同じく「空」に使う表現“blue-sky”も「非現実的な考え方をする」ことを指します。“That's a blue-sky theory.”(それは非現実的な理論だ)とか、“That’s blue-sky stuff.”(そんなの価値はない)などといいますが、“blue-sky thinking”というと、既成概念にとらわれない独創的な考えのことを意味し、必ずしもネガティブな表現ではなく、“Einstein's blue-sky thinking led him to come up with the Theory of Relativity.”(アインシュタインの独創的な考え方が相対性理論を生み出した)のように使います。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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