私がアイデアを出して、あなたが技術的なことを全て担当するの
アイデアを考えるって一番難しい部分は既に私がやったわ
だから、文句ばっか言ってないで、さっさとアプリを打ってよ
そんな簡単じゃないんだよ
あなたのようなめんどくさがり屋じゃない人を紹介してくれない?
会社に結構いますよね、技術や仕組みの知識のないまま、自らを企画屋と称して現実味のないアイデアを提唱してはエンジニアの時間を無駄にする人……。タイピストの仕事とプログラマーの仕事の区別がつかない人に、そもそも良いアプリのアイデアが生まれるとは思えませんが。
日本語では「アプリケーション」を略して「アプリ」といいますが、英語では“apps”(「あぷす」と発音)といいます。また“apps”はアプリといっても、主に携帯やタブレット向けのアプリケーションを指すときに使うことが多いようです。
携帯電話は“cell phone”または“mobile phone”といいますが、前者はアメリカ、後者はイギリスで主に使われる呼び方です。またプリペイド携帯のことを“burner phone”と呼ますが、入手する際の身元確認が甘いために犯罪などに使われやすく、使い終わったら“burn”「燃やして」しまう、つまり廃棄できることから“burner phone”といわれます。アメリカの刑事ドラマをよくご覧になる方にはおなじみの用語でしょう。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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