「耳を傾けてもらえない」「聞き入れてもらえない」、こういう状況を“fall on deaf ears”といいます。“I've been complaining about the noise from the neighbor to the landlord, but it seems to fall on deaf ears.”(大家さんに隣の住人がうるさいって苦情を言っているけど聞き入れてもらえない)と使います。また似た表現に“talk to a brick wall”もあります。レンガの壁に向かって喋っているようで何の反応も得られないという意味です。
また「耳を貸さない」という意味で“turn a deaf ear to”という表現があり、“My boss turned a deaf ear to my pleas.”(ボスは僕の願いに全く耳を貸さない)と使います。なお、こちらの場合の「耳」は、前出の表現と異なり、“ear”を単数で使うので気を付けてください。