ラバーダッキングとは、おもちゃのラバーダックにコーディングの問題を説明して解決することだよ
他人に問題を説明することで、新しい視点から問題を見つめられるようになるのさ
素晴らしいアイデアなのか、くだらない冗談なのか、区別がつきません
君のボスに聞いてみろ
分かりました。ラバーダッキングは素晴らしいアイデアなのですか? くだらない冗談なのですか?
素晴らしいアイデアだよ。ワシも頭の中でイメージしたアカゲザルとしゃべると、多くのマネジメントのアイデアが生まれる
発想の転換のためには、相手がアヒルでもサルでもいいじゃないですか。ただし、声には出さないでね。ただの変な人になってしまいますから。
“muddy the waters”は「水を濁らす」という意味から「事態を不明瞭にする、問題を複雑にする」ことを指すのに使う表現です。“His explanation merely muddied the waters.”(彼の説明はさらに混乱をもたらしただけだ)と使います。
日本では某番組で「アヒル隊長」と呼ばれてからその呼び名が定着した、あの黄色いゴムのアヒル「ラバーダック」の歴史は、19世紀後半までさかのぼります。その後、サセミストリートの人形キャラクターのアーニーがいつも大事に持ち歩き、悩みなどを打ち明けていた黄色いアヒルのおもちゃ「Rubber Duckie(ラバーダッキー)」となり、世界的に有名になりました。昔から、よく語りかけられるおもちゃだったようですね。
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- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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