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» 2014年01月16日 15時31分 UPDATE

ワンボックスでもハイレゾ対応! ソニーが「SRS-X9」など3機種のワイヤレススピーカーを投入

ソニーは、ハイレゾ再生に対応した「SRS-X9」など3機種のワイヤレススピーカーを発表した。ワンボックスタイプながら「最高の音質を目指した」(ソニー)という。

[ITmedia]

 ソニーは1月16日、ハイレゾ再生に対応した「SRS-X9」など3機種のワイヤレススピーカーを発表した。2月中旬から順次発売する。

ts_srs9x02.jpgts_srs9x01.jpg 「SRS-X9」と設置イメージ

 「SRS-X9」は、宅内利用を想定した大柄なワイヤレススピーカーだ。ワンボックスタイプながら「最高の音質を目指した」(ソニー)という。背面のUSB-B端子でPCと接続できるほか、USB-A端子でUSBメモリー(マスストレージ対応)やハイレゾ対応ウォークマンとの接続が可能。さらにWindows用アプリケーション「Media Go」で春に追加予定のミュージックサーバ機能を利用すれば、DLNA準拠のワイヤレスオーディオプレーヤーとして利用できる。

ts_srs9x03.jpgts_srs9x04.jpg 背面に2つのUSB端子やLAN端子を用意(左)。フロントグリルを外したところ(右)

 対応フォーマットは、最大192kHz/24bitのPCM音源(WAVやFLAC)。また4月に予定されているファームウェアバージョンアップにより、 2.8MHzのDSD音源再生(DSDIFF、DSF)も可能になる。ただし、こちらはPCM変換を伴い、PC側には別途「ハイレゾオーディオプレーヤー」をインストールする必要がある。

7つのユニットを詰め込んだ

 コンパクトなキャビネットでハイレゾ音域までをカバーするため、ユニットやアンプの構成はかなり複雑になっている。本体前面にミッドレンジとサブウーファー、上面と前面にスーパーツィーターなど計7つのユニットを搭載。超高域を担当するスーパーツィーターは、先に登場したスピーカー「SS-HA3」と同じユニットで、それを4つ使うことで超高域再生と部屋全体に広がるサウンドを目指した。またミッドレンジには、独自の磁性流体スピーカーを採用。低域にはダブルコイル搭載のサブウーファーに加え、2つのパッシブラジエーターを設けている。

ts_srs9x05.jpgts_srs9x06.jpg ウーファーは紙キャップ仕様のハイブリッドコーン、ミッドレンジは磁性流体スピーカーだ(左)。さらに4つのスーパーツィーターを前面と上面に2基ずつ配置(右)

 内蔵アンプは、ハイレゾ再生に対応したデジタルアンプ「S-Master HX」。構成としては2.1chとなるが、各音域のスピーカーに個別のアンプを割り当てるマルチアンプ構成とし、合計8基のアンプを搭載した。スパーツィーターやミッドレンジは1ユニットに対して1基だが、ウーファーについては1つのユニットを2基のデジタルアンプで駆動するという。出力は各チャンネル25ワットで(合計154ワット)。なお、再生周波数帯域は45Hzから4万Hzに及ぶ。

 また、既存の音楽ライブラリも最大192kHz/24bitまでビット拡張/アップスケーリングする「DSEE HX」やソニーおすすめのサウンドチューニングを手軽に楽しめる「Clear Audio+」も採用した。「ワイヤレススピーカーの最大の不満は音質と重低音。“音”の問題を解決することが、市場拡大に向けた次の成長エンジンになるだろう」(ソニー)。

 このほか、Bluetooth/NFCをサポート(コーデックはSBC/AAC/aptX)。対応するスマートフォンとワンタッチ接続でワイヤレス再生が可能だ。さらにネットワークを通じて「Music Unlimited」「radiko」などのオンラインサービスを単体でも利用できるなど機能面も充実させている。これらのサービスは、リモコンアプリ「SongPal」(ソングパル、Android/iOS版)で操作できる。

「Definitive Outline」デザイン

 本体デザインも新製品の特長だ。今回ソニーは、3機種共通のデザインコンセプトとして、「Definitive Outline」(ディフィニティブアウトライン)を提案している。これは、ガラスやメタルなど異なる素材をそれぞれの面に用いるとともに、タッチセンサー操作により表面の凹凸を排除し、シンプルながらも美しい外観を実現するコンセプトだ。また、フレームの角を処理し、稜線を滑らかな面でつなぐことで、音質面においても角部で音波が反射する回折現象が低減されるという。

ts_srs9x08.jpgts_srs9x07.jpg 側面はアルミ、上面はガラス製だ(左)。本体操作部はタッチセンサー方式(右)

 SRS-X9の場合、トップパネル(上面)にタッチセンサーと近接センサーを備えており、本体の上に手をかざすとファンクションキーのLEDが点灯して操作しやすくなる。そのトップパネルは耐指紋コートを施したフラットなガラスとし、側面には音響効果を考慮して厚さ0.8ミリのアルミ板を採用している。前面は着脱可能なステンレス製のパンチンググリルだ。

 

ポータブルタイプ2機種もラインアップ

 一方の「SRS-X7」は、リチウムイオンバッテリーを内蔵したポータブルタイプ。2.1chスピーカーに2つのパッシブラジエーターを追加した構成で、S-Masterの出力は合計32ワット。Bluetooth/NFCのほかにWi-Fiを搭載し、AirPlayやDLNAにも対応しているため、Music Unlimitedなどのネットサービスも利用できる。「家ではWi-Fi、外出先ではBluetoothといった使い分けができる」(ソニー)。バッテリー駆動時間は連続約6時間。スマートフォンやウォークマンなどへの“おすそ分け充電”にも対応した。カラーバリエーションはブラックとホワイト。

ts_srs9x09.jpgts_srs9x010.jpg 「SRS-X7」(左)と「SRS-X5」

 「SRS-X5」もバッテリーを内蔵したポータブルのBluetoothスピーカーだ。ハンズフリー通話にも対応する。スピーカーは2.1ch構成で、デジタルアンプ「S-Master」の出力は合計20ワット。内蔵リチウムイオンバッテリーにより連続約8時間の楽曲再生が行える。またスマートフォンやウォークマンなどへの“おすそ分け充電”にも対応した。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、レッドの3色だ。

 そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 SRS-X9 SRS-X7 SRS-X5
ハイレゾ再生 不可
Wi-Fi なし
DLNA なし
AirPlay なし
Blueotooth
電源 AC電源 AC電源/内蔵リチウムイオンバッテリー
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約430×133×152ミリ 約300×132×60ミリ 約221×118×51ミリ
重量 約4.6キロ 約1.9キロ 約1.2キロ
カラー ブラック ブラック、ホワイト ブラック、ホワイト、レッド
発売日 3月8日 2月15日
実売想定価格 6万円前後 3万3000円前後 2万3000円前後
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