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4Kテレビの“全部入り”――東芝がスカパー!チューナー内蔵の「Z10X」を発表(2/2 ページ)

» 2014年10月01日 14時01分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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効率良く目的の番組やシーンを見つける「ざんまいスマートアクセス」

 大量の録画番組から効率良く目的の番組やシーンを見つけるためにブラッシュアップされてのが「ざんまいプレイ」。新たに「ざんまいスマートアクセス」という名称になり、会話形式の音声認識やスマートフォン連携で「見たい番組やシーンなどに即座に辿り着く」(本村氏)。

ざんまいスマートアクセスの概要(左)。リモコン内蔵のマイクで音声認識(右)

 Z10Xでは、リモコンの「ボイス」ボタンを押すと「今日はなにを見ますか?」と聞かれる。マイクに向かい、例えば「サッカーが見たい」と言えば、認識した言葉が右上に表示され、検索を開始。画面下部に録画済み番組やVoDタイトルの中からピックアップされたサッカー関連コンテンツがずらりと並ぶ。番組メタデータを利用して、例えば音楽番組のから好きなアーティスト名でシーンを検索することも可能だ。

 過去番組だけではない。「ゴルフを予約したい」と言えば、今後放送されるゴルフ番組をリストアップ。さらに「地デジで絞り込んで」「NHKで絞り込み」など会話のように条件を追加していけば、見たい番組に効率的にアクセスできる。

「ゴルフを予約したい」「地デジで絞り込んで」の結果

 「入力した言葉はクラウド経由で認識し、独自アルゴリズムで正確に意図を判断する。ボタンによる選択・決定操作よりもはるかにスピーディーだ」。

 さらに画面左下には「おすすめ番組」のメニューを配置。「あならにおすすめ番組」や「ほかにもこんな番組」「新番組」など、さまざまな切り口のレコメンドが並び、上下カーソルで選択すると右側にリストアップされる。「ほかにもっと面白い番組がないかな? と思ったとき、快適な操作で直感的に選択できる」。

画面下でレコメンド(左)。アプリによる操作やシーン検索可能。iOS版は10月中旬、Android版は2015年春にリリース予定だ(右)

 そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 65Z10X 58Z10X 50Z10X 55J10X 49J10X 43J10X
画面サイズ 65V型 58V型 50V型 55V型 49V型 43V型
解像度 4K
バックライト 直下型LEDバックライト
スカパー!チューナー なし
タイムシフトマシン なし
3D なし
チューナー数 地上×9、BS×2、110度CS×2、124/128度CS×1 地上×3、BS×2、CS110度×2
実売想定価格(オープン) 70万円前後 47万円前後 38万円前後 33万円前後 28万円前後 25万円前後
発売時期 10月11日 11月中旬
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