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» 2016年12月06日 19時01分 UPDATE

フィリップス、スマートLED電球「Hue」に低価格のシンプルモデル「ホワイトグラデーション」を追加

フィリップスから「Hue」のシンプルモデルが登場。白色から電球色への調色と調光に機能を絞り、専用リモコンで簡単に操作できる。もちろん従来シリーズとの互換性も確保した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 フィリップス ライティング ジャパンは12月6日、スマートLED照明「Hue」(ヒュー)の新製品としてシンプルモデルの「Philips Hue ホワイトグラデーション」を追加すると発表した。12月中旬からオンラインストアなどで順次販売を開始する。

「Philips Hue ホワイトグラデーション」のLED電球と無線リモコンの「DImmerスイッチ」

 フィリップスのHueといえば、RGBのLEDモジュールでカラフルな照明を楽しめるアイテム。ブリッジを介してネットワークに接続すれば、専用アプリやSiriを使って操作できるIoT照明だ。ただし、フルカラーのLEDはコストが高く、ネットワーク設定などハードルの高さを感じさせる要素もあった。

 そこで新製品のホワイトグラデーションでは、白色から電球色への調色と調光に機能を絞り、さらにZigBee Light Link(ワイヤレス規格)でLED電球と接続する無線リモコン「Dimmerスイッチ」を用意した。Dimmerスイッチは、「ライトレシピ」と呼ばれる4つのプリセットを手軽に呼び出せるのが特長で、最大10個のLED電球を一括操作。この場合、Hueシリーズの専用ブリッジは必要ない。アプリ操作などIoT的(モノのインターネット)な機能は必要ないと考える人たちにも訴求する考えだ。

後述の「スターターセット」には2つのLED電球が含まれる。電球の口金は一般的なE26で、消費電力は最大10W。明るさ(全光束)は4000Kの場合で800lm(ルーメン)

 4つのライトレシピは、電球色で光量を落とした「くつろぐ」、明るい白色の「本を読む」「集中する」「やる気を出す」の4つ。いずれも専用アプリにあった設定を抜き出したもので、「集中する」なら6500K(ケルビン)、「やる気を出す」は5000Kなど、目的別に最適な色温度が設定されている。「日中に集中したい時や夜のリラックスタイムなどに適した色味と明るさで一日の生活リズムを整えるサポートをする」(同社)

「くつろぐ」の明かり
「本を読む」の明かり

 Dimmerスイッチは磁石を内蔵しており、さまざまな場所に取り付けることができる。また付属のアダプターを両面テープやネジで壁に固定すれば、取り外し可能な壁スイッチが完成する。

Dimmerスイッチと付属のアダプター
アダプターは両面テープやネジで壁に固定することができる

 もちろん専用ブリッジを使えば従来のHueシリーズと一緒に各種ネットワーク機能が活用できる(ただし、フルカラーが必要な操作には対応できない)。Apple HomeKitに対応しているため、iOSの「Siri」を介して音声コントロールも行える。

スターターセットに含まれる専用ブリッジ。ZigBee Light Link(IEEE 802.15.4)とIPネットワークをつなぐ役割を持つ
専用アプリの画面

 価格はオープンプライス。実売価格は、ホワイトグラデーションLED電球2個と専用ブリッジ、リモコンの「Dimmerスイッチ」がセットになった「スターターセット」で1万4800円、ホワイトグラデーションLED電球の単品が3400円、Dimmerスイッチの単品が2800円。ネットワークなしで利用する場合、単品のLED電球とDimmerスイッチを購入すればいい。なお、スターターセットに含まれるブリッジは従来製品と同じ仕様だ。

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