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大人の女性にうれしいスマートウォッチ! 小さく軽くなったソニーの「ウェナリスト」――スワロフスキーをあしらったモデルも

» 2017年06月21日 12時10分 公開
[ITmedia]
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 大人の女性向けのしゃれたスマートウォッチがソニーから登場した。同社は6月21日、腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を内蔵したハイブリッドスマートウォッチの新製品として、ヘッド部分を大幅に小型、軽量化した「wena wrist Three Hands Square」(ウェナリスト スリーハンズスクエア)を発表した。スワロフスキークリスタルをあしらった「Crystal Edition」(クリスタルエディション)もラインアップ。それぞれシルバーとプレミアムブラックの2色を6月30日に発売する。価格は4万3880円(税別)から。

「wena wrist Three Hands Square」。シルバーの「WN-WT11S」は4万3880円、プレミアムブラックの「WN-WT11B」は4万7880円(すべて税別)

 wena wristの“wena”は、 "wear electronics naturally" の略で「人々にもっと自然に、違和感なく、身につけられるウェアラブルデバイス」がコンセプト。既存のスマートウォッチは、多機能さを求めるあまりにヘッド部が大きくなり、見た目の不自然さにつながっているが、wena wristはヘッド部ではなくバンド部に回路を入れるという発想の転換により、腕時計としての自然さを追求した。むやみに多機能さを追わず、電子マネーのFeliCa(フェリカ)、スマートフォンの通知受取、歩数などの活動ログという3つの機能に絞っているのも特徴だ。

ヘッド部の重量は約17g

 そして新製品のスリーハンズスクエアは、回路をバンド部に入れたwena wristのメリットをさらに追求したモデルだ。ヘッド部は女性向けアナログ時計そのもので、重量は約18g。従来モデル(約55g〜約73g)に比べて大幅な小型・軽量化を実現した。また、側面の曲線をステンレスバンド部と滑らかにつなぐことで、時計としての一体感を高め、「美しく軽やかなデザインのため、腕の細い方にもフィットする」(同社)。手首をかざすだけで「おサイフケータイ」対応サービスを利用できるため、普段は財布やスマートフォンをカバンに入れている人にも便利だ。

 シルバーモデルの「WN-WT11S」は、中心から放射状に光るサンレイ加工を施し、ブラックモデルの「WN-WT11B」は金属感を残しつつマットな質感。目盛りには、立体感のある金属の植字を採用するなど高級感のある仕上げを目指した。なお、ムーブメントを含めたヘッド部の設計と製造は従来機と同様、シチズン時計が担当している。

Crystal Editionのシルバー「WN-WT12S」は5万5380円、プレミアムブラックの「WN-WT12B」は5万9380円

 同時発売のCrystal Editionは、文字板のローマ数字を囲むようにスワロフスキー・クリスタルを配置している。文字板にはマザーオブパール(真珠母貝)を採用し、華やかさを演出した。なお、初回700セット限定の特典として、同じくスワロフスキー・クリスタルを使用した特性ブレスレットが同梱(どうこん)される。

Crystal Editionのパッケージ

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