シャープは海外向けGSM端末のローエンドに向けた製品を投入する計画だ。7月8日、同社通信システム本部長の松本雅史氏が記者懇親会で明かした。
同社はこれまでカメラ+大画面カラー液晶を搭載したハイエンドモデルを中心に海外向け端末を投入してきたが、「GSM市場では全体の6割以上がローエンド。ボリュームゾーン」(松本氏)であることから参入を決めた。
「ただし単機能の商品を狙うつもりはない。キラリと光るプラス1機能を付けたい」(同)
また国内向け端末では、3Gへの積極的な事業シフトをうたっている。「3G化の勢いが止まらない。予想以上」(同)
2002年度 | 2003年度 | 2004年度 | 2005年度 | 2006年度 | |
---|---|---|---|---|---|
携帯電話全世界需要 | 4億2600万 | 5億2100万 | 5億4000万 | 5億6000万 | 5億7000万 |
カラー表示端末 | 1億600万 | 2億6000万 | 4億 | 4億8000万 | 5億1000万 |
カラー化率 | 25% | 50% | 75% | 85% | 90% |
カメラ付き端末台数 | 2100万 | 1億 | 2億 | 2億8000万 | 3億4000万 |
カメラ搭載率 | 5% | 20% | 38% | 50% | 60% |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.