Sony Ericsson、4期連続で黒字。N-Gage対抗の新端末も発表

» 2004年07月16日 08時00分 公開
[IDG Japan]
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 Sony Ericsson Mobile Communicationsが7月15日に発表した第2四半期(4〜6月期)決算では、カメラ付き携帯電話の売れ行きが引き続き好調で、4四半期連続で黒字となった。

 売上高は前年同期比34%増の15億ユーロ(約18億ドル)、純利益は8900万ユーロ(約1億760万ドル)だった。

 4〜6月期には1040万台を出荷。市場予測の920万台を上回った。ただし、平均販売価格は前四半期の152ユーロから、145ユーロに低下した。

 Sony Ericssonとは対照的に、携帯電話最大手のNokiaが15日に発表した決算では、売上高で5%、市場シェアで1%が減少したと報告されている。

 Sony Ericssonは併せて、9月以降に投入する新型の携帯電話2機種を発表。カメラ付き携帯「K500i」は、シンプルなゲームを170タイトル保存可能で、NokiaのN-Gageに対抗する設計の端末。「P910i」はPDA機能付きで、キーボードとスタイラスペンを備える。

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