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» 2004年10月19日 18時23分 UPDATE

白ロム【しろろむ】

ネットオークションなどで売られている「白ロム」端末。これが何を差しているのかを解説する。

[江戸川,ITmedia]

 白ロムとは、携帯電話(PHS含む)のROMに電話番号などの情報が書き込まれていない状態、もしくは、解約などによってそれまで書き込まれていた情報が消去された状態の端末本体を指す。

 白ロム端末は、キャリアに新規加入することで、内部のROMに電話番号が書き込まれ、いわゆる黒ロム状態になる。つまり、ここでいう白、黒の違いは、外見的な色の違いではなく、情報の書き込みの有無を示すものだ。

 解約され一度白ロムとなった端末は、同一キャリアでの再契約が可能だが、実は同じ方式を採用した異なるキャリアでも利用できる場合がある。具体的には、同じ1.5GHz帯を使うドコモのシティオ(シティホン)とボーダフォンやツーカーのPDCの間では、こうした契約を行うことも理屈上は可能なのだ。

 1.9GHz帯を使うPHSの場合も事情は同じ。メールやデータ通信など利用できるサービスに制約はあるものの、解約した端末をほかのキャリアで再契約することができる。従って、一時人気を博したドコモの複合端末「ドッチーモ」に、ドコモの携帯電話とDDIポケットのPHSを組み合わせている利用者もいるほどだ。

 オークションなどで売買される端末は、ほとんどがこの白ロムであるが、電話機を失くして解約したとか、何らかの都合で消去作業が終わっていないものが流通しているケースもある。確かに解約済みの電話機であったとしても、端末側で番号が消されていないもの(灰ロム)を白ロム化するには、契約者本人でないと作業は受け付けられない。

 ちなみに、GSMやFOMAのようにSIMカードやUIMカードを使うもので、カードの未挿入状態の端末は白ロムとは呼ばない。

注意:他キャリア端末での契約については、各社の契約約款によって制限されている場合があります。また、代理店と直営店などで作業の可否にも違いがありますので、利用の際はご注意ください。

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