米Analog Devicesは11月16日、3G端末向けチップセット「SoftFone-LCRチップセット」(以下SoftFone-LCR)と、「SoftFone-Wチップセット」(以下SoftFone-W)を発表した。
SoftFone-LCRはTD-SCDMA端末向けのチップセット。TD-SCDMAは、中国国内向けに開発された第3世代携帯電話方式(3G)の一つで、中国独自の仕様だ。
SoftFone-LCRはBlackfinプロセッサをベースとするベースバンドチップセットとなっており、カメラ、赤外線、USB、SD/MMCとのインタフェース機能も内蔵している。
SoftFone-LCR用のソフトは、TD-SCDMAの創業者である中国の大唐移動(Datang Mobile)が提供する。
SoftFone-Wも同じく3G端末用のチップセットで、W-CDMA/UMTS標準をサポートする。
SoftFone-WもBlackfinプロセッサをベースとするベースバンドチップセットとなっており、W-CDMAとGSM/GPRS/EDGEのマルチモードに対応する。
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