KDDIとデジタルラジオ推進協会大阪事務所は、2003年10月から東京と大阪で実用化試験放送が行われている地上デジタル音声放送(1セグラジオ放送)で、新サービスの共同検討を行ない、番組を制作したと発表した。
番組タイトルは「アナウンサー三都物語」。京阪神各局のアナウンサー3人が、京都、大阪、神戸の魅力を熱っぽく語るという内容だ。CD並の高音質の音声放送と、データ放送を連動させており、番組内ではトークに合わせて写真やマップ、英語放送や各地の観光情報を織り込んであるという。
デジタルラジオ推進協会は、放送事業者、商社、メーカーなどによって設立されたもの(2004年11月11日の記事参照)。現在はテレビ第7チャンネルを使って、東京で6チャンネル、大阪で8チャンネルでの放送を行っている。現時点で受信機は発売されておらず、約40台の試作機を利用してイベント会場などで体感視聴をしてもらっている段階。
デジタルラジオ推進協会ではサービスの反応を基に、新たなサービスを提供すべく、番組の充実を図るとしている。
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