イー・アクセス、Nokiaのイベントでモバイル戦略を語る

» 2005年06月16日 18時41分 公開
[ITmedia]

 6月15日、Nokiaがデベロッパー向けに開催したイベント「Mobile Business & Technical Days」(6月15日の記事参照)に、イー・アクセスの移動体事業本部商品企画本部長、我妻義孝氏が登場。同社のモバイル戦略を語った。

イー・アクセスの移動体事業本部商品企画本部長、我妻義孝氏

 携帯事業への参入を表明しているイー・アクセスは、2003年から2GHz帯のTDD方式で実験を行っていたが、現在は方針を変更。技術方式をW-CDMAに定め、1.7GHz帯のFDDでの実験を行っている。「W-CDMAはグローバルスタンダードな技術。ボリュームメリットを生かして、コストを下げられる」(我妻氏)

イー・アクセスの携帯事業への取り組み

 我妻氏は「我々は新しいサービスで、新しいマーケットを開拓する。単に料金を下げるだけではない。既存の事業者さんと違うことをやらないと、新たに参入する意味がない」とコメント。新しいサービスとは「最新技術を採用する革新性」「安心して使いやすい、シンプルで安価な料金」「新しいサービスコンセプトやビジネスモデル」だと説明した。

 新しいサービスコンセプトとして挙げたのが「ユーザーがニーズに合わせてフレキシブルに機能やデザインを選べる端末にする」というプランだ。「携帯電話は、単に通話する電話から“生活密着型の道具”へ進化する。用途に合わせて複数持てるようになっていい」(我妻氏)

 複数の端末を持つNokiaはW-CDMA端末を多数リリースしているメーカーであり、最新の「N Series」では写真機能に特化した端末、音楽再生機能に特化した端末を発表している。

 また同氏は、日本のモバイルサービスについて「平均利用時間を外国と比較すると、通話時間が極端に短い。利用料金が高い」「定額とはいっても端末の中だけの話(編集部注:データ通信料のほかに、サービス利用料などを払わなくてはならないという意味)で、それだけでは済まない。だからストレスがたまる」と批判。「ウイルコムは、料金は定額で満足度が高いが、速度が遅いために満足度が低い。料金とスピードがアンバランス」だとコメントした。

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