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» 2005年06月21日 20時24分 UPDATE

2004年度の携帯・PHS回収台数、約320万台ダウン

携帯・PHSの回収台数が大幅に減少している。端末の高機能化のほか、ユーザーの個人情報漏えいへの不安が原因と見られる。

[ITmedia]

 電気通信事業者協会(TCA)と情報通信ネットワーク協会(CIAJ)は6月21日、携帯電話・PHSのリサイクル実績について、レポートを発表した。

 TCAと携帯電話・PHS事業者は、キャリア、端末メーカーに関係なく、使用済みの携帯電話・PHSの本体、電池、充電器を回収している。

 2004年度の携帯・PHS本体の回収台数は318万9000台、回収重量で144トン前年度実績から減少した。

種類 回収台数(千台) 回収重量(トン) 再資源化量(トン) 再資源化率(%)
携帯電話・PHS本体 8528 677 129 19
電池 7312 159 84 53
充電器 3181 288 52 23
2004年度のリサイクル実績と再資源化状況

 リサイクルに関するアンケートも、携帯・PHS利用者2000人に対して行っている。

 携帯やPHSをリサイクルしていることを知っている人は50%弱。36%の人がゴミとして端末を捨てている。過去1年間に買い替え・解約した人のうち、古い端末を「店に引き取ってもらった」と回答した人は24%に留まる。

 過去1年間に端末を処分したことがある人の割合は、2003年度の42%から2004年度の16%へ大きく減少した。端末を処分せず保存している理由は、「コレクション・思い出として残す」が30%、「電話帳」22%、「データバックアップ用」19%、「ゲーム機」8%、「デジカメ」6%、「目覚まし時計」5%。端末の高機能化に伴い、通信機能以外の用途で利用している人が50%を超えていた。「個人情報が漏れるのが心配だから」という回答も24%と高かった。

 TCAでは、ユーザーのリサイクルへの認知度向上を図るとともに、端末の粉砕など、ショップにおけるサポートを図るとしている。

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