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» 2006年09月08日 22時43分 UPDATE

ケータイの中身、バラして見たくありません? (1/2)

機械産業記念事業財団(TEPIA)は9月8日から、「ちえものづくり」をテーマにした最先端技術の展示を行う。目玉は日立製ワンセグケータイ「W41H」の分解展示だ。入場は無料で、大人でも楽しめる内容になっている。

[園部修,ITmedia]
Photo 「ちえものづくり展 〜社会を豊かにする最先端技〜」

 機械産業記念事業財団(TEPIA)は、9月8日から2007年7月20日までの約10カ月にわたって、日本が誇る最先端技術の展示を行う。今年のテーマは「ちえものづくり」だ。ちえものづくりとは、日本が伝統的に持つ「ものづくり」に関する優れた技術に、高度技術や情報技術といった「ちえづくり」を融合したもの。最先端技術を用いて作られた製品と、製品を作り出す際に用いられる最先端技術にスポットを当てて、日本の製造業の現状と将来展望を紹介する。

 TEPIAでは、毎年このような先端技術を身近に感じられるイベントを開催しており、2005年は「最先端技術展〜日本の未来をひらく〜」という名称で、家庭用ロボットからヒートアイランドを回避するナノテクまでを集めた展示を行っている(2005年9月9日の記事参照)

TEPIA第19回展示 ちえものづくり展 〜社会を豊かにする最先端技〜

主催:機械産業記念事業財団 後援:経済産業省、東京都

開催場所:機械産業記念館(TEPIA)1階

開催期間:PART1 「身近に探る ちえものづくり」 2006年9月8日〜12月23日

     PART2 「社会を支える ちえものづくり」2007年1月19日〜3月23日

     PART3 「未来を創る ちえものづくり」 2007年4月11日〜7月20日

開館時間:平日/午前10時〜午後6時、土曜・祝日/午前10時〜午後5時、日曜/休館

入場料 :無料


 PART1となる今回は、身近なところにある製品の中に組み込まれた知恵と、身近な製品を作り出す過程で絞られている知恵を取り上げている。早速注目の展示品を見ていこう。

身近な製品に組み込まれている最先端技術

 入り口は「プロローグ」と題された自動車産業の最先端技術を紹介するゾーン。自動車産業の歴史や本田技研工業のVTECエンジンのカットモデルなどを見学できる。そのエリアを抜けると、そこが「明日を豊かにする ちえものづくり」というテーマで、身近な生活の中にある最先端技術を紹介するゾーンだ。

 ここではエアコンや洗濯機などとともに、Bluetoothで携帯電話と連携できる腕時計「i:VIRT」や、超小型サッカーロボット「エコ・ビー(Eco-Be!)」、枕に内蔵した「ねむりスキャンセンサー」で寝相をチェックし、睡眠習慣と睡眠内容からその日の睡眠を分析してくれる「ねむり博士」、カメラや赤外線センサーを備え、オーナーが留守中に侵入者や異常を検知すると連絡してくれる「お留守番ロボット ロボリア」、回転しながら消化器官をマクロ撮影し、体内マップを作るカプセル内視鏡「Sayaka」などのユニークな製品が並んでいる。

PhotoPhotoPhoto シチズン時計の「i:VIRT」は、ドコモのBluetooth搭載端末「P902iS」と組み合わせた状態で展示される。アテンダントにお願いすると動作デモも見せてもらえる(左)。携帯に着信があると、i:VIRTの画面に相手の名前と電話番号が表示され、バイブレータが動作する。上部の黒い窓にはバイブレータと連動して白い光も点滅する(中)。左の[REV]キーを押すと保留にでき、もう1回キーを押すと電話を切ることも可能だ(右)
PhotoPhotoPhoto シチズン時計の「エコ・ビー(Eco-Be!)」は、親指の先ほどの小さなボディのロボット(左)。主な部品は腕時計用のものを流用しており、赤外線通信で前進、後進、右折、左折といった操作ができる。2006年度ロボカップ世界大会では「ロボカップ・シチズン・エコビーリーグ」も開催される。外装はアルミの削り出しとのこと。「Sayaka」はアールエフ製の超小型カプセル内視鏡だ。飲み込むと内部のカメラユニットが回転しながら消化器官全体を撮影する(中)。カメラや赤外線センサーで留守中の侵入者や異常をオーナーに知らせてくれるテムザックの「お留守番ロボット ロボリア」(右)
PhotoPhotoPhoto 寝ている間の寝相の変化などをセンサーでチェックし、その日の睡眠の状態などを分析してくれるロフテーの「ねむり博士」(左)。「お掃除ロボット」を搭載し、10年間エアコンのフィルター掃除を不要にした松下電器産業のエアコン「Xシリーズ」(中)や、衣類を上下に振動させ汚れを落とす“ビートウィング”を備えた日立アプライアンスの洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」なども展示されている

 展示品の中には触れることができないものもあるが、i:VIRTを含むいくつかの機器は、横にいるガイド役の人にお願いすると実際に動作デモなども見ることができる。i:VIRTは着信時の動作などを実演するという。9月7日現在、i:VIRTはまだ完売していないそうなので、実物を見て興味を持ったら量販店やオンラインショップで購入できる。

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