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» 2006年10月13日 00時19分 UPDATE

写真で解説する「SO903i」

“閉じると音楽プレーヤー、開くと3インチの大画面携帯”という利用スタイルを提案するのが「SO903i」。デュアルカードスロットの搭載で、より幅広いユーザーにアピールしたい考えだ。

[後藤祥子,ITmedia]

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO903i」は、“閉じると音楽プレーヤー、開くと3インチの大画面携帯”という利用スタイルをアピールするハイエンドFOMA。ソニー製の薄型テレビ「BRAVIA」や、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」で採用している技術を盛り込むなど、ソニーブランドを意識させる端末に仕上げている。

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 3インチのワイド液晶を搭載したことで、「音楽好きなユーザーだけでなく、折りたたみ携帯の利便性を追求するユーザーにもアピールできる」と説明員。miniSD/メモリースティック PRO Duoのデュアルスロットも搭載し、より幅広いユーザー層にアピールしたい考えだ。「(デュアルスロットの搭載で)端末に魅力を感じているものの、“メモリのスロットが違うから”という理由で移行できないユーザーを減らせる」(説明員)。なお、今回発表された14機種の中では、SO903iが唯一のminiSDカードスロット搭載機となる。

sa_so21.jpgPhoto miniSD/メモリースティック PRO Duoのデュアルスロット。2つのメモリカードを同時に差すことはできない。側面にはボタン類の誤操作を防ぐためのスライドロックキーもある

Photo 9つのボタンは端末の開閉時や着信時に光る。色や光り方は変更できず、オン/オフのみの対応となる(左)。不在着信は端末先端部が青く光って知らせる

多彩な圧縮フォーマットに対応したミュージックプレーヤー

 背面に音楽を操作するための9つのキーと、1.5インチ(解像度128×128ピクセル)のTFT液晶を備えたSO903iは、一見すると音楽プレーヤーのように見えるデザインが特徴。その機能も見た目に違わず、音楽再生関連のほぼすべての操作を閉じたまま行える。

 中央のキーを押すと音楽プレーヤーが起動。各ボタンには一時停止や前後曲へのスキップ、ボリューム調整などの基本機能が割り当てられており、直観的な操作が可能だ。オプションボタンを押すとメニューが表示され、イコライザーの変更やプレイリストの選択も閉じたままで操作可能だ。

sa_so5.jpgsa_so6.jpgPhoto 中央のボタンの長押しでミュージックプレーヤーが起動(左)。左上のオプションキーを押すとメニューが表示され、プレイリストの選択やジャンル/アーティストごとの曲の選択などを行える(中)。音楽プレーヤーの再生画面。曲情報表示のほかに、ビジュアライザーやアルバムジャケットを表示させることもできる

 音楽プレーヤーは「着うたフル、ATRAC3、MP3、SonicStageでエンコードしたHE-AACとAAC(.3gp)の再生に対応した」(説明員)統合プレーヤーが搭載され、これらのファイルを混在させた形でプレイリストを作成できる。なお、iTunesなどでエンコードしたノンセキュアAACファイル(.m4a)は統合プレーヤーでは再生できず、iモーション用プレーヤーで映像なしの音声ファイルとして再生することになる。

 なお内蔵メモリには、着うたフルに加え、MP3やAACの楽曲ファイルも保存できるが、保存領域は着うたフルとは別に用意される。MP3/AACファイルの保存領域は「1曲あたり4分程度(ビットレート48Kbps)のデータなら約530曲保存できる」(ドコモ)くらいの容量が用意されるという。

それぞれのメモリに保存可能な圧縮フォーマット
メモリの種類 対応フォーマット
内蔵メモリ(データBOX) 着うたフル
内蔵メモリ(拡張領域) MP3、HE-AAC/AAC/AAC-LC
miniSD (miniSDカードへの保存に対応した)着うたフル、MP3、HE-AAC/AAC/AAC-LC
メモリースティック PRO Duo ATRAC3、ATRAC3plus、MP3、SonicStageでエンコードしたHE-AAC/AAC/AAC-LC


PhotoPhoto 一部のカメラ機能も閉じたまま操作できる。側面のキーを押すとカメラが起動し、ボタン操作で静止画/動画を切り替えられる

3インチの大画面を生かしたこんな機能

 音声端末に搭載されるディスプレイとしては最大クラスの3インチ(240×432ピクセル)ワイド液晶を搭載した点も注目を集めそうだ。SO903iにはこの縦長画面を生かす機能がいくつか用意されている。

 1つは新たに搭載された「ライフタイムカレンダー」だ。これは“日記のような感覚で使えるカレンダー”で、その日に撮影した写真や送受信したメール、スケジュールが自動で登録される機能だ。任意の日付を選ぶと、その日の出来事を予定と写真、メールから振り返ることができる。なおライフタイムカレンダーは、待受画面上に表示させることも可能。待受画面から決定キーを押せば、詳細表示にアクセスできる。

sa_so62.jpgPhoto ライフタイムカレンダーのユーザーインタフェース(左)。予定や写真、メールからその日の出来事を思い返せる

sa_so60.jpgPhoto 待受画面にはカレンダーのほかにライフタイムカレンダーをレイアウトできる。決定キーで選択でき、詳細画面にアクセスできる

 プリセットアプリが240×368ピクセル対応となっているのも便利な点だ。ゲームなどのコンテンツに加え、プリセットナビアプリの「NAVITIME for SO」も縦長表示に対応。1画面に表示できる地図が、QVGA解像度の端末に比べて若干広くなっている。

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 携帯ディスプレイ向け高画質エンジン「RealityMAX」も、大画面が生きる機能の1つ。説明員によればこのエンジンは「写真の閲覧時に自動でオンになり、撮った写真がよりきれいに表示される」(説明員)ものだという。大画面できれいな写真を閲覧できるよう、搭載された機能だ。

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