写真で解説する「D904i」(1/2 ページ)

» 2007年04月23日 22時08分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 「D901iS」から採用していたワンプッシュオープンボタンの代わりに新機構「アシストスライド」を採用し、新たに端末の傾きを感知する「モーションコントロールセンサー」を搭載した三菱電機製の「D904i」は、スライド形状、スピードセレクターなど、“D”端末らしさを残しつつ、さまざまな変化を遂げた。

 メインディスプレイは前モデル「D903i」と同じワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.8インチ液晶で、メインカメラは有効約320万画素CMOS、サブカメラは有効約10万画素CMOSを装備する。904iシリーズ最薄となる厚さ16.8ミリを実現しており、ボディは凹凸ないフラットなデザインに仕上げた。

photophoto 三菱電機製の「D904i」。ボディカラーはミラーワイン、ミラーブラック、スーパーホワイト、ブリリアントピンクの4色展開

photo 端末裏面に手ブレ補正付き有効約320万画素のCMOSカメラを備える。カメラのすぐ近くには撮影補助用ライトとおサイフケータイがある
photo バッテリーは「D800iDS」と同じ3.7ボルト/830ミリアンペアアワーの「D07」タイプを採用のため、「D06」タイプであるD903iとの併用はできない

photophotophoto 端末の左側面(左)にワンプッシュオープンボタンはなく、プロテクトキーとプッシュトークボタン、充電端子がある。ワンプッシュオープンボタンをなくしたのは、「好評ではあったが、ボタンである以上、ユーザーの手の大きさにより使い勝手が変わってしまう。万人に受け入れられるものを考えてアシストスライドを採用した。女性の手でも“開けやすく閉めやすい”を目指した」(説明員)との理由からで、今後もアシストスライドを続けるかは、「D904iの反応をみて決めていく」(説明員)という。右側面(中央)にはmicroSDスロット、イヤフォンジャック、TASKキー、伝言メモ/シャッターキーを配置。赤外線ポートとストラップホールは端末上部(右)にある

photo D903i(右)とD904i(左)。比べると厚みの違いは一目瞭然だ。それ以外にも、D904iはソフトキー部分の凹凸をなくし、よりフラットな形に仕上げていることが分かる。また、「D903iまでは4層で構成されていたボディ(D903iは「ゴールド/シルバー/シルバー/ゴールド」のサンドイッチ構造)の作り込みを変えて、視覚的に2層に見せている。これにより薄さを感じるデザインに仕上げた」(説明員)とのこと

photophoto メインディスプレイは2.8インチワイドQVGA(240×400ピクセル)液晶で、前面上部に有効約10万画素のCMOSサブカメラを装備する(左)。ダイヤルキーは「D903iTV」と同じ横3つのキーがつながったものへと変更となった

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