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» 2007年06月07日 21時45分 UPDATE

“創生主”ウィルコムが変革させる日本のスマートフォン市場 (1/3)

ウィルコムが発表した「Advanced/W-ZERO3[es]」について、同社社長の喜久川氏は「日本のスマートフォン市場を創生した我々の手で、さらなる変革をもたらせたい」と語った。

[平賀洋一,ITmedia]

 ウィルコムは6月7日、Windows Mobile 6搭載の新端末「Advanced/W-ZERO3[es]」を発表。同社代表取締役社長の喜久川政樹氏は発表会で、Advanced/W-ZERO3[es]が実現した10のポイントを解説した。

より“ケータイらしい”スマートフォン

photo ウィルコム代表取締役社長 喜久川政樹氏

 喜久川社長は、2005年に発売した「W-ZERO3」とその後のシリーズ展開により、ウィルコムが日本にスマートフォンを普及させた功績を強調。現在8割以上の国内スマートフォンユーザーがW-ZERO3シリーズを利用しており、PDAとしてもW-ZERO3シリーズが6割を占めているというデータを掲げ、「我々は日本にスマートフォン市場を創生した自負がある」(喜久川氏)と述べた。

 日本のスマートフォンにおける確固たる地位を築いた同社は、今回の新端末によってさらなる変革を日本のモバイルシーンにもたらす考えだ。喜久川氏は「スマートフォンとは何かというと“携帯電話とPCの機能を搭載した電話”。この考えのもと、我々は『W-ZERO3』と『W-ZERO3[es]』の2つのシリーズを展開してきた。今回の新機種はW-ZERO3[es]の後継で、よりケータイらしく使えるスマートフォンだ」と説明。W-ZERO3[es]でも追求していたサイズ・スペック・操作感の3点について、さらに改善を施したという。

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 「今回は特に、サイズについて改善した。目的は女性を含む幅広いユーザー層に、スマートフォンを受け入れてもらうため。さらに、より快適にWebブラウジングを行い、さまざまなアプリケーションをインストールするなど、よりPCライクな使い方ができるようスペックを向上さた。タッチパネルに加え片手でも両手でも使いやすいインタフェースを搭載している」(喜久川氏)

 また、より生活に密着し頻繁にデータの送受信を行うスマートフォンには、安心できる料金体系が必要と付け加えた。「我々には、どんなシーンでも安心して使える低価格の定額料金プランがある。通話でもメールでも、またPCとつないでモデムとして利用しても定額だ。仮に定額プランに入っていなくても、1カ月のパケット料金を2万1000円以上請求しないパケット安心サービスがある。他キャリアでは、パケット通信が高額になると知らずに携帯電話をPCのモデムとして利用し、100万円以上請求されたというケースが起きたようだ。ウィルコムのパケット通信についてはそういった事件・事故がおきないようになっている」(喜久川氏)

photo 誰もが持ちやすく、使いやすいと感じる幅が50ミリという。W-ZERO3[es]は56ミリと、その壁を越えられなかった

Advanced/W-ZERO3[es]の持つ10のポイント

 発表されたAdvanced/W-ZERO3[es]は、W-ZERO3[es]と比べてサイズ・スペック・操作感の3点でかなりの改善が加えられた。会場では3つの改善点を含む、Advanced/W-ZERO3[es]が持つ10の特徴が紹介された。

 最初のポイントが「スリム&コンパクト」。日本人にとってもっとも使いやすいと言われる幅50ミリを実現し、片手でも扱いやすくした。また厚さ17.9ミリは、スライド式のQWERTYキーボードを搭載する国内端末では最も薄く、ワイシャツの胸ポケットにも無理なく収まるサイズだ。

photophoto ポイント1はスリム&コンパクト。ポイント2は、ワイドVGA表示の3インチタッチパネル
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