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» 2007年11月02日 21時11分 UPDATE

写真で解説する「N905iμ」

NEC製の「N905iμ」は、薄型端末を示す“μ”の型式を90xiシリーズで初めて与えられた折りたたみモデル。シリーズ最薄の12.9ミリボディに、「N905i」ベースのさまざまな機能を盛り込んだ。

[房野麻子,ITmedia]

 NTTドコモの「N905iμ」は、90xiシリーズ初のμ端末となるNEC製端末。最薄部12.9ミリの極薄ボディを実現しながら、国際ローミング(3G/GSM)、FOMAハイスピード、GPS、2in1、音声入力などの機能を搭載。さらに、Music&Videoチャネルやうた・ホーダイ、ビデオクリップ(10Mバイトiモーション)、WMA対応の音楽プレーヤー、直感ゲーム、Flash Lite 3、地図アプリと翻訳アプリに対応する。

photophoto カラーはGraphite Black、Venus Gold、Bourgogne RedOpal White、の4色。ツートーンカラーの間にメタリック調のラインが施されたシンプルなデザインだ

 機能面では同時発表の「N905i」がベースとなっているが、ここまで薄型化できた理由は、ワンセグに対応していないこと、カメラが200万画素に抑えられていること、スピーカーがモノラルなこと、ニューロポインタに対応していないことなどで、使用するパーツを減らせたためだという。「N905iμは薄さにこだわった端末。デザインもN905iよりはシンプルで大人っぽくしている」(説明員)

photophoto 左側面には、[ミュージック]キーを兼ねるプッシュトークボタンや[▲]ボタンを配置(左)。右側面には外部接続端子と平形イヤフォン用端子がある(右)

photo 通常の折りたたみスタイルを採用しており、端末を開くとヒンジが隠れるシンプルでスムーズなフォルムになる。NEC伝統のARCLINE(アークラインや、Link Face Design(リンクフェイスデザイン)っぽいデザインになる

photophoto おサイフケータイは背面をかざして利用する。写真ではわかりにくいが、マークがラインの上部中央に小さく刻印されている。底面のカメラは200万画素CMOSで、オートフォーカスは搭載しているが、手ブレ補正機能には対応していない。スピーカーはモノラル(イヤフォン使用時はステレオ)

photophoto N905iにはないがN905iμにあるのが、背面で光る2つのLEDイルミネーション。色やパターンがさまざま設定でき、端末の開閉や通話・メールの受着信などで点灯する。サブディスプレイは0.8インチの有機ELディスプレイ

photophoto 十字キーはNシリーズでおなじみのニューロポインターではなく、一般的な十字キーと決定キーを採用(左)。ダイヤルキーはシートキーを採用。細い突起がフレームの役割を果たし、バックライトとして光る。実際に押すのは数字が刻印された平らな部分

 メインディスプレイは3インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応モバイルシャインビューEX液晶で、背面のサブディスプレイは0.8インチ有機EL。高解像度ディスプレイに対応した丸ゴシック体と明朝体、2種類の新フォントを採用する。ヤマハサウンドに対応し、着うたなどに加え、iモーションも臨場感あふれる高音質で楽しめるようになった。

 ソフトウェアはN905iとほぼ同じ仕様で、待受画面やメール画面からiモード検索が可能な「クイック検索」、撮影した写真や動画、スケジュール、メールを時系列で表示する「ライフヒストリービューア」、テキストのインライン入力など、N905i同様の新機能を搭載する。iモードブラウザは最大5つまでのタブ表示に対応し、ブックマークのリストからサイトを選択しておくと、ワンタッチですべて起動できる「ワンタッチマルチウィンドウ」機能を備えた。

 音声入力に対応しており、マイクに向かって文章をしゃべると翻訳してくれるiアプリ「しゃべって翻訳」をプリセット。ほかに「地図アプリ」や為替計算や海外のコンセント形状などを確認できる「海外便利ツール」なども搭載した。

photophotophoto クイック検索は、待受画面やメール画面などのサブメニューから呼び出せる。「一通りのサブメニューには入っている」(説明員)

photophoto 今までの文字入力は、変換候補を編集エリアに表示して決定し、それから上段の本文エリアに入力されるものだった。インライン入力ではこのステップが省略され、編集エリアを表示せずに変換候補から直接本文エリアに文字が入力される。一部のムーバ端末では実現していた機能だが、FOMAではこれまでサポートしていなかった(左)

バージョンアップした「おまかせデコメ」。絵文字や顔文字を使ったデコレーションができるようになった(右)

photophoto メールや撮った写真、スケジュールなどを時系列で表示すきる「ライフヒストリービューア」。もちろん、ここから元のデータにアクセスできる。外貨換算したり、主要国の国際電話番号、コンセント形状などを確認できる「海外便利ツール」(右)

photophotophoto iモード用のブラウザは、最大5つまでのタブ切り替えに対応。さらに、指定した複数のサイトを同時起動できる便利な「ワンタッチマルチウィンドウ」が用意される。ブックマーク内のリストからまとめて表示させたいサイトを登録し、iモード閲覧を開始する際に“ワンタッチマルチウィンドウ”を選択すると、登サイトが一気に立ち上がるので、タブを切り替えながら閲覧する

photo ビューアータイプのフルブラウザ。ニューロポインタがないので、ツールバーのアイコンにダイレクトにアクセスすることはできないが、「TOOLBAR」をプッシュすると、ツールバーにカーソルが当たり、左右キーで機能を選択できるようになる

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