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» 2011年07月13日 05時22分 UPDATE

“エスモビ”対応端末:写真で解説する「IDEOS X5」 (1/2)

ソフィアモバイルが発表したAndroidスマートフォンを使ったモバイルIP電話サービス「エスモビ」。その対応端末第1弾が、中Huawei製の「IDEOS X5」だ。同社から発売されるグローバルモデルの概要と、IP電話サービスの「エスモビ」用アプリの機能をチェックした。

[平賀洋一,ITmedia]

 ソフィアモバイルは7月12日、NTTドコモのFOMA網と専用のAndroidスマートフォンを使ったモバイルIP電話サービス「エスモビ」を発表した。対応端末として、独自開発のIP電話アプリをインストールした中Huawei製の「IDEOS X5」を7月下旬に発売する。

photo 「エスモビ」専用端末として登場した中HuaweiのAndroidスマートフォン「IDEOS X5」

 国内初登場となったのIDEOS X5は、タッチパネルディスプレイに3.8インチのワイドVGA(800×480ピクセル)表示のTFT液晶を採用し、CPUに米Qualcomm製のMSM7230(800MHz駆動)を搭載したAndroidスマートフォン。カメラはオートフォーカス付きの有効画素数500万画素CMOSで、外部メモリとして最大32GバイトまでのmicroSDが利用できる。無線LANはIEEE 802.11 b/g/nに準拠しており、最大10台までのWi-Fiテザリングも可能(3台までの同時接続を推奨)。Bluetooth(ver2.1+EDR)やGPSにも対応した。

 製品出荷時にはFOMA用のSIMカードが装着されており、全国で下り7.2MbpsのHSPDA通信が利用できる。ただし、データ通信専用のため、080/090番号を使った発着信はできない。IP電話サービスのエスモビは1台ごとに050番号を付与するので、この番号による発着信か、Skypeなどのパケット通信を使った音声通話サービスを利用することになる。

 端末自体はSIMロックフリーのため、海外はもちろん国内キャリアのSIMと差し替えれば、音声通話も可能だ。もちろん、APNを設定すれば他キャリアでのパケット通信も行える。ただ、対応する携帯電話の通信規格がW-CDMAは900MHz帯と2100MHz帯であり、国内ではドコモとソフトバンクモバイルのSIM(MVNO含む)に限られる。また海外の2Gサービス(GSM/GPRS)では、850MHz帯、900MHz帯、1800MHz帯、1900MHz帯と4つの周波数に対応し、ほとんどの現地キャリアで利用できる。なお、エスモビ用のSIMカードをほかの端末に装着しても、APNのパスワードが開示されていないためパケット通信ができないという。

 端末はエスモビ向け仕様として、IP電話アプリ“エスモビ”とソフィアモバイルのマーケットアプリ、さらに、グループ企業であるソフィアデジタルの「ArecX 6チューナーレコーダー」が録画した番組を視聴できるプレーヤーアプリ(通常価格1200円)をプリセットした。日本語の表示ついてはAndroidの多言語環境で対応し、日本語入力についてはOpenWnn plus Ver.1.7.3をインストールするなど、カスタマイズされている。

 上記以外の主な仕様はグローバルモデルのまま投入されるため、端末はHuaweiのメーカーブランドで販売されることになる。デモ機を見ると漢字フォントが微妙に中国の漢字ぽかったり、アプリ名が文字化けなどしていた。OSはAndroid 2.2だが、Huaweiが2.3へのアップデートに対応した場合は、国内でも提供する方針だ。

 エスモビ向けIDEOS X5の価格は2種類あり、2年間の継続利用を前提としたベーシックプラン(月額4200円)の場合は、一括29800円か月額1300円の24カ月払い。契約期間に制限がないフリープラン(月額5980円)を契約する場合は一括39800円になる。

 国内で流通するHuaweiブランドのスマートフォンといえば、同じくモバイル向けのIP電話サービスを提供している日本通信の「IDEOS」があるが、端末の搭載OSや価格帯などが違うほか、IP電話サービスの料金体系も大きく異なる。SIMロックフリーの端末+MVNO回線+モバイルIP電話サービスとしては、2010年6月に発表された「アールストリーム」が直接の競合になるだろう。

yo_x501.jpgyo_x502.jpg IDEOS X5の正面(左)と背面(右)。正面には物理ボタンがなく、ディスプレイ下のホームキーなどもセンサー式。背面はマット仕上げで、指紋などが目立ちにくい。ボディカラーはブラックのみ

yo_x504.jpgyo_x503.jpg 左側面(左)と右側面(右)。側面もすっきりしており、左側にシーソー式のボリュームキーがあるのみ

photophoto 端末の上面(左)と底面(右)。上面には電源ボタンと3.5ミリのステレオミニジャックがある。底面にはMicro USB端子を配置、その隣りは通話用のマイクだろうか

photophoto カメラはオートフォーカス付きの5メガCMOS。レンズ部が少し突起しているのが惜しい。フォトライトではなく、LED式のフラッシュを備える(左)。外部メモリ用のmicroSDスロットが電池カバー内にある(右)

yo_x509.jpgyo_x510.jpg 日本通信が販売するIDEOS(写真右)との比較。サイズはふた回りほど違う

yo_x511.jpgyo_x512.jpgyo_x513.jpg サイズはかなり違うが、並べてみるとデザインが“IDEOS”として統一されているのが分かる

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