ドコモ、「ARROWS NX F-01F」の機能バージョンアップを開始

» 2013年11月26日 12時19分 公開
[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモは11月26日、富士通製スマートフォン「ARROWS NX F-01F」の機能バージョンアップを開始した。

photo 「ARROWS NX F-01F」

 今回のバージョンアップで追加される主な機能は以下の3つ。

(1)「docomo ID」認証の本格導入

 端末にdocomo IDを設定でき、対応するサービスアプリでのIDの入力が不要になる。2013年11月時点でdocomo ID設定に対応するサービスは以下の通り。

  • 機能バージョンアップと同時に更新されるアプリ

「ドコモ電話帳」「iコンシェル」「データ保管BOX」「ケータイデータお預かりサービス」「ドコモクラウド設定」「docomo Application Manager」

  • ユーザー自身で個別に更新する必要があるアプリ

「ドコモメール」「iチャネル」「フォトコレクション」「メール翻訳コンシェル」「i Bodymo」「ビジネスmopera あんしんマネージャー」「ショッぷらっと」

 また、Wi-Fiオプションパスワードがdocomo IDに統合される。バージョンアップ後は、上記の一部対応アプリをWi-Fi経由で利用するためにdocomo IDを設定する必要がある。Wi-Fiオプションパスワードの利用者もdocomo IDを再設定しなければならない。

  • 機能バージョンアップと同時に更新されるアプリ

「ドコモ電話帳」「iコンシェル」「データ保管BOX」「ドコモバックアップ」「docomo Application Manager」

  • ユーザー自身で個別に更新する必要があるアプリ

「ドコモメール」「iチャネル」「メール翻訳コンシェル」「i Bodymo」

(2)遠隔操作での端末の初期化

 端末を紛失した際などに、PC(My docomo)から回線を指定して、遠隔操作で端末の初期化およびmicroSDのデータを消去できる。

(3)新「ドコモバックアップアプリ」

 microSDバックアップ対応項目のうち、音楽、ブックマーク、通話履歴、ユーザ辞書を「データ保管BOX」へアップロードできるようになる。

 このほか、「iD」アプリなどの「おサイフケータイ」関連アプリが正常に起動できない不具合が改善される。アップデートは、「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」→「バージョンアップを開始する」と操作し、画面の案内に従って更新ファイルのダウンロードとインストールを行う。更新時間は約12分で、更新後のビルド番号は「V27R56A」になる。

 ドコモは、バージョンアップ実施後に各種アプリの更新をするよう案内している。特に「i Bodymo」「フォトコレクション」は更新しないと正常に動作しない場合があるという。

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