英新興企業のSwiftKeyは、人気のAndroid向けキーボードアプリ「SwiftKey Keyboard」をアップデートし、完全に無料にしたと発表した。既にGoogle Playからダウンロードできる。
SwiftKeyは、ユーザーの利用履歴から学習した予測変換や高度な自動訂正機能が特徴のキーボードアプリ。現在世界58カ国で提供されており、日本語のβ版も公開されている。
これまでは無料版と、機能が豊富な有料版(日本では299円)があったが、無料版のみになった。
有料版を購入してくれたユーザーには、感謝の気持ちとして5ドル相当の10種類のテーマのパッケージを無料で提供する。
また、今回のアップデートでアプリ内でテーマを購入できるアプリ内ショップ「SwiftKey Store」が追加された。これまであった無料の15のテーマに加え、新たに33のテーマが追加された。新テーマは1本0.99ドルの有料で、10本4.99ドルのパッケージもある。
この他、デフォルトテーマの刷新、日本語βには既にあった絵文字のサポート(絵文字の予測変換を含む)、新言語への対応、予測エンジンの改善が行われた。
同社によると、現在SwiftKeyは2億台以上の端末にインストールされているという。
同社は2日、米AppleがiOS 8でサードパーティー製キーボードをサポートすると発表したことを受け、SwiftKey KeyboardのiOS版も開発中であることを明らかにしている。
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