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» 2015年05月12日 17時38分 UPDATE

カスタマイズは自分で:ほぼ“素のAndroid”――冷静に「VAIO Phone」をレビューしてみる(UIとカメラ編) (1/2)

VAIO Phoneのレビュー2回目は、主にホーム画面などの使い勝手と、カメラについてチェックする。UIは素のAndroid 5.0そのものというシンプルなもので、メーカー独自のカスタマイズは最低限にとどまっている。

[房野麻子,ITmedia]

 日本通信が販売するVAIO性の「VAIO Phone」は、OSにAndroid 5.0を搭載している。Android 5.0は「Lollipop」というコードネームで呼ばれ、カラフルな「マテリアル デザイン」を採用したバージョンだ。各種通知をカスタマイズできるようになり、通知パネルでWi-FiやBluetooth、GPSのオン/オフができるようになるなど、操作面で細かな改善が見られる。

photo 「VAIO Phone」とパッケージ

 VAIO Phoneのユーザーインタフェース(UI)は、このAndroid 5.0が、ほぼそのまま使われている。ロック画面やホーム画面に、VAIOロゴを配した壁紙が設定されているが、ほかにVAIO Phone向けに設定されている機能やアプリは特に見当たらない。

 画面デザインも挙動もAndroid 5.0そのもので、ホームUIや通知画面、設定画面などは次のような感じだ。

 ロック画面には新着メールなどの各種通知が大きく表示される。画面下部のカギアイコンを上にフリックするとロック解除。カメラと電話のアイコンを内側にフリックすると、それぞれの機能が起動する。

photophoto ロック画面(写真=左)。ロック解除のほか、カメラと電話のアイコンも並ぶ(写真=右)

 ホーム画面は左右フリックでページを切り替え。アプリ一覧画面は白地にアイコンが並ぶデザインで、こちらも左右のフリックでページを切り替える。アプリは標準的なアプリ以外は、ファイルマネージャーやFMラジオアプリが用意されている程度で、VAIO Phoneならではの独自アプリは見当たらない。

photophotophoto ホーム画面(写真=左)。アプリ一覧画面(写真=中央、右)
photophoto 設定メニューも白地にグリーンのアイコンとシンプルなもの(写真=左)。マナーモード設定は電源ボタンを長押しして表示されるメニューでで行う(写真=右)

 アプリの使用履歴はカードで表示されるようになり、上下フリックでパラパラとめくるように動かせる。カードは右上の「×」で消去。画面左上の三本線アイコンをタップすると全てのカードを消去できる。

photo カードデザインになったアプリの使用履歴画面

 通知画面は画面上部を下にスワイプして引き出す。もう一段階スワイプすると、各種機能のアイコンを表示する。各機能のアイコンをタップして、オン/オフをコントロールできる。なお、Wi-FiやBluetoothは、SSIDや「Bluetooth」の文字をタップすると設定画面に移動する。Wi-Fiテザリングは「アクセスポイント」という項目からオン/オフを行う。

photophoto 通知画面(写真=左)。「アクセスポイント」でWi-Fiテザリングのオン/オフが可能(写真=右)

 ホーム画面を長押しすると、壁紙やウィジェットを設定できる「設定」画面を表示する。壁紙はVAIOロゴが入っているものが用意されているが、それ以外はAndroid標準のものだ。

photophoto ホーム画面を長押しして、壁紙やウィジェットを設定(写真=左)。VAIOロゴの壁紙を用意するが、ほとんどはAndroid標準のもの(写真=右)
photophoto 電話アプリのダイヤル画面(写真=左)。「クイックアクセス」はお気に入り機能で、ここから素早く連絡できる。「連絡先」アプリでお気に入り登録された相手を表示できる(写真=右)
photophoto 日本語入力システムはGoogle日本語入力。キーボードはフレームなしでシンプル

 “VAIO Phoneならでは”のUIや使い勝手を提案してもらえなかったのはちょっと残念だが、ほぼ素のAndroidということは、自分好みにカスタマイズできるということでもある。

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